職場へのご挨拶

今日は、出国前最後ということで、現在育休中の職場へご挨拶に行ってきました。
産休に入ってから数えると、約一年三ヶ月ほど経っているので、組織の統合や人の異動で、私がいた頃とはだいぶ変わっていますが、前からおなじみの方もまだまだたくさんいらっしゃり、久々にお会いできて、本当に嬉しくてなつかしいひと時でした。
思えば産休に入る時、「一年後に復職します」と言ったくせに、いざ産んでみたら子育ての大変さを実感して、「やっぱり二年間育休取らせて下さい」とわがままを言った私。
それからさらにダンナの上海転勤について行く決意をして、育休満了後に退職、ダンナの駐在が終わったら復職させていただけるという制度を使わせていただくことになりました。
上司をはじめ、職場の皆さんにはご迷惑かけまくりな私ですが、今日はいろんな方とたくさんお話できて、本当に幸せな時間を過ごすことができました。
そんな私が上海へ行って、会社のためにできることは、同じ会社で働くダンナを精一杯サポートすること、中国語を話せるようになること、あとはせっかくなので、中国の楽器市場を肌で感じてくること、あたりでしょうか。
せっかくいただいた貴重な体験なので、会社のためにも、自分や家族のためにも、上海生活を満喫することを誓います!
 
職場の皆様からいただいたバラの花束☆

 
職場だけでなく、事業部内をご挨拶して回ったのですが、なかにはとってもおめでたい報告を受けたり、意外なところでつながってることが判明した方がいたりと、当たり前だけど、私達だけでなく、周りの方の人生もいろんな変化があることを実感しました。
昔の私は、生活環境が変わることが苦手でした。
中学から高校、高校から大学、大学から社会人、もちろん新しい生活にわくわくする気持ちもあったけれど、それ以上に不安の方が大きかったというか・・・
その時の生活が楽しくて幸せだと、ずっとこの環境のままでいたいと思う子でした。
でもいつの間にか、変化のある生活の方が楽しいと思えるようになっていました。
振り返ってみると、社会人になってからの様々な経験と、結婚してダンナから受けた影響なのかな、なんて思います。
だから今回の上海行きも、初めてダンナからその話を聞いた時、私の中に迷いはありませんでした。
その頃はまだ息子も0歳代だったし、子育てにも慣れていなかったけれど、それでも一緒に行ってみたいと思いました。
 
一度きりの人生なんだから、一つの場所に留まっていてはいけないような気がする。
毎日、毎月、毎年、同じことの繰り返しイコール「安定」だと思うけれど、まだまだ若い(ということにしておいて!)んだから、それよりも今必要なのは、「刺激」や「冒険」なのかなって思う。
安定している生活も幸せだけど、今の私達には、もっとたくさんの世界を見て、感じて、そこから何かを得ることが大切だと信じてます。
子供を産んで、ますますそう思うようになりました。
数年後に帰国した時、もっともっと魅力的な女性になることを目指してがんばります!
 
明日はいよいよ最後の荷物引っ越しです。
とりあえず今日はもう寝ます。。
— Marie@iPhone4