今日は、私が上海に来て一番最初に仲良くなったお友達の送別会。
育休中に来海した彼女は、育休満了に伴い復職するため、まだ上海に駐在中のご主人と離れて、東京でワーキングマザーになるという決断をしました。
私と同じ棟に住んでいて、家族ぐるみで一緒に過ごしてきたこの一年。
こんなに早く送り出すことになるなんて、出会った頃には想像もしていなかったから、今はまだ信じられなくて寂しい気持ちでいっぱいだけど、私にとって大切な存在の彼女だからこそ、その決断を心から応援したいと思います。
送別会は、原点に戻っていつものカフェでのランチから。
サプライズで、Kai Xin Guoさんのホールケーキをオーダー。
先週誕生日だった彼女、Happy Birthdayの歌と共にケーキ登場!
食後は、ママ7人+お子ちゃま7人の総勢14人、我が家にお招きしました。
みんなが持ってきてくれたお菓子たちと、我が家のハワイ土産。
それから、先月じじばばが日本から運んでくれたゼラチンと、手絞りしたオレンジ果汁で作ったゼリーを用意しました。
ママ達はおしゃべり、子供達は遊び、それぞれ楽しく過ごしてあっという間に夕方。
最後に恒例?の、私のフルート演奏。
いつもはランチをしたお店の個室で吹くから、伴奏はなしでメロディーだけですが、今日は自宅なので伴奏音源を鳴らすことができました。
彼女のために選んだ曲は、木村カエラのバタフライ。
いつも笑顔でhappyオーラが出ていて、優しい雰囲気の彼女。
お別れするのは寂しいけれど、彼女にとっては新しい生活のスタートでもあるし、蝶のように飛び立つイメージ。
私が吹いている時、ちょうど彼女と娘ちゃんに夕日があたって、きらきら輝いて見えました。
お友達との送別会は、夕方で終了。
実はその後、仕事を終えた彼女のご主人とうちのダンナと待ち合わせをして、二家族でディンタイフォンにてディナーをしてきました。
家族ぐるみで仲良くなることができて、一緒に出かけたり食事をしたことはもちろん、二泊三日で西安旅行もした私達。
やっぱり最後にもう一度、家族みんなでご飯を食べに行きたくて実現しました。
ママ&子供の4人が着いた頃には、パパ同士は既に乾杯していて、お店の外からガラス越しにその姿を見た時は最高に笑えました(笑)
出会った頃のこと、西安旅行のこと、ご主人が引っ越す上海市内のマンションのこと、引っ越し準備のこと、東京での住まいのこと、次にどこで会えるか、さらには次はいつどこへ一緒に旅行をしようか、などなど、過去から未来のことまで本当にいろんな話をしました。
帰りのタクシー待ち。
この後ろ姿、上海のローカルな街並みでベビーカーを押していた時、西安の城壁の上で抱っこ紐をして自転車をこいでいた時を思い出します(笑)
今となっては、しっかりと自分の足で歩けるようになった子供達。
一年って、本当に早い。
明日(これを書いているのは20日の夜)が引っ越しで、ここでの最後の夜を過ごしているのかと思うと、いつか自分達にも、そんな日がくるのかぁと考えてしまう。
それは一体いつで、その時の私はどんな心境なんだろう?
悔いなく上海生活の終わりを迎えられるよう、一日一日をもっともっと大切に、今の自分にできることを一つでも多く実行して過ごしていきたいと思う。
同じ棟に住むお友達ご一家。
外から見た時、あのお部屋に明かりが灯る様子を見なくなるのかと思うと、本当に寂しい。
エレベーターでばったり会うことも、あの内線番号を押すことも、ちょっとしたお裾分けをしに行き来することも、玄関で話し込んでしまうことも、ダンナが帰宅するまで盛り上がってしまうことも、もうなくなってしまうのね。。
エレベーターに乗る度に、そこの階が表示される瞬間に「○○ちゃんち!」と言う息子に、私はなんて言ったらいいのだろう?
あまりにも身近な存在だっただけに、こうして書いているだけでも涙が止まらなくなってしまいます。
ご主人は上海にいるからちょくちょく来るだろうし、私が日本へ一時帰国すれば東京へ行くこともできるし、彼女の実家と私の自宅は同じ静岡県だし、これから先の人生も、たくさんの時間を共有できるはず。
彼女をはじめ、上海で出会ったお友達は、本当に大切な人ばかり。
大人になってからの出会いで、こんなにも親しくなれるなんて、上海に来る前までは想像もしなかった。
私にとっての上海生活は、これから先の人生を生きていく上で、大切なことを教えられている場であるように思います。
まりちゃん、素敵な一年をありがとう☆
これからも家族ぐるみでよろしくね!