7月

息子が通う中高一貫校に親のアンサンブル部があり、フルートを持って見学に行ってみたら、フルート奏者はたくさんいらっしゃったので、昔から憧れていたチェロを始めてみることにしました♪

その他の今月の出来事は…

山梨でブルーベリー狩りをしたり、ほうとう食べ比べをしたり、

都市対抗野球の応援で、三日連続東京ドームへ足を運び、ものすごく久々にピッコロを吹いたり、

いつもと変わらずハーブスや、ご近所のお気に入り蕎麦屋さんでランチを楽しんだり。

大好きな夏の夕焼け空を堪能する日々です。

YAMAHA AVANTGRAND N1X

昨年9月の出来事だけど、ピアノを新調しました!

上海在住時に購入したP-105からの買い替えだったのですが、決め手は以下。

・何よりもまず、マンション住まいだから電子ピアノ(ハイブリッドピアノ)希望。(もちろん本当は生ピアノがいい。)

・アコースティックピアノと同じ本物のアクション。

・アップライトのアクションが入っているNU1Xと迷ったけれど、グランドのアクション採用のN1Xでも、今の家のリビングに置けるサイズだったから、価格の安さよりもグランドアクションを優先。

 

購入してみて、ピアノを弾くという点で満足なのはもちろんのこと、オーディオスピーカーとして音楽を再生したり、テレビと繋いで良い音でテレビやDVD等を視聴できるという別の楽しみ方にも気がつき、本当に良い買い物をした(ダンナのお母さんに買ってもらったのだけど)と思っています。

息子にはピアノを習わせようと思っていましたが、ご近所の先生の空きをずっと待っているものの、今年の2月から塾に通い始めて多忙になってしまったし、結局幼い頃からずっと、ダンナや私の気が向いた時に、弾きながら教える程度が続いています。

が、意外にも、両手でお気に入りの映画の主題歌が弾けるようになったし、勉強や遊びの合間に自由に弾いていて、これはこれで良かったと思っています。

このお籠り期間中も、自宅にピアノ(ヤマハのアバングランド)があって良かったと常々実感しています♪

フルート・ライヴ

昨夜はフルートアンサンブルのコンサートへ。

上海在住時代から、ずっと行きたいと思っていたコンサート、復職して丸四年を迎える二日前に、伺う機会をいただきました♪

日本を代表するフルーティストの方々や、海外からのゲストの方の見事な饗宴に感動し、久々に再会することができた懐かしい方々とお話しさせていただく中で、いくつかの忘れかけていた大事なことを思い出させられました。

できないことを放置して、先へ進もうとしていないか?

聞いた(聴いた)こと・体感したことを、きちんと記憶し、それを実行し続けているか?

偉大な巨匠のおっしゃることは、楽器を吹く=音楽をする上だけではなく、人生全てにおいて通じるものと、改めて気づかされました。

私のフルート人生の中で、会社に入社したからこそのご縁は数えきれないほどあり、導いてくださる諸先輩方には感謝の気持ちでいっぱい。

築いてきてくださった人脈・信頼・伝統を、いかに強く長く繋ぎ続けていくかを考えさせられる一夜となりました。

そして私もまた、サボり気味なフルートの練習を再開していきたいな(笑)

今の私が100%の情熱をかけられるのは、フルートを演奏することではないけれど、過去のそれに匹敵するような、夢中になって努力し続けられる「何か」が見つかるといいなと思う今日この頃。

ALL TOHO WINDS

気づけば6月半ばですが、先月半ばから今月あたままでの週末は、なかなか多忙な日々を送っていました。

その理由は、母校のOB・OGのコンサートに出演したから。

本番はもちろん、昨年夏から始まった練習も、母校のある地元名古屋へ行かなければならなかったので、正直、本番を迎えるその日まで、ステージに上がれるか不安でしたが、一生に一度の機会かもしれないし、ちょくちょく実家へ帰るきっかけにもなると思い、参加を決意したのでした。

 

沖縄離島の旅から戻った翌週はエクシブ伊豆へ弾丸旅行をして、次の金曜日は、浜松で会社のイベントがあって日帰り出張させてもらったので、業務終了後、最終新幹線に乗って浜松から名古屋へ移動し、土日は現役時代ぶり?に二日間、朝から晩まで合奏に参加。

翌週は息子の運動会だったため名古屋には行けず、運動会翌日は、木更津のアウトレットへ。

タイトルとは関係ないけれど、木更津でのランチで行った鮮魚料理店が美味でした。

 

翌週、本番前夜のホールリハに参加するため、金曜日は午後半休をして名古屋へ。

リハ前に、栄地下街の星野コーヒーで夕食を♪

 

東京(我が家の場合は品川から乗車)と名古屋、新幹線で1時間半とはいえ、実家から高校までは1時間15分ほどかかるし、時間も距離もお金も、それなりにかけての参加でしたが、それらを乗り越えて迎えた、今の私の礎を築いたとも言える高校吹奏楽部の、卒業生としての本番は、何にもかえがたい経験となり、忘れかけていた大事なことを思い出すひとときでもありました☆

そしてやっぱり、こういう心が動かされる経験を重ねる生き方をしていきたいと改めて感じました。

音楽

一昨日の夜、会社関係のイベントにて、久々に吹奏楽でフルートを吹きました。

借りた楽器YFL-597H↓

日々一緒に仕事をしている方々と音楽を奏でられ、最高に幸せな一時でした☆

大好きなモノやことに囲まれて、同じ価値観の方々と共に働けることが、本当にありがたくて幸せ♪

これまでの人生、会社には感謝しかありません(笑)

もっともっと音楽の素晴らしさが広まり、音楽と共に生きる人が増えていきますように☆

浜松出張

9月は公私共に忙しく、あっという間に過ぎ去り、気がつけばあと3日。

そんな今月半ば、久々に浜松の本社へ出張。

やっぱり本社へ行くと原点回帰して、仕事に対するモチベーションがますます上がります♪

楽器や音楽に携わる仕事をすることができて、本当に幸せ☆

鍵盤模様の横断歩道↓

今は短時間勤務中で、なかなか宿泊を伴う出張へ行くことはない中、久々に泊まりだった今回は、一人なのに、こんなに広い部屋が手配されていて感激&快適でした。

リベラルアーツとしての音楽

夕方にコーヒーを飲んだからか、なかなか熟睡できず、いろいろなことが頭の中を駆け巡る真夜中。。

ここ数年、ずっと気になっている言葉「リベラルアーツ」について書こうと思います。

リベラルアーツ=教養ではなく「自由の技術」であり、何らかの物や事柄について考えるための基礎となる知識や思考の型のこと。

古代ギリシャやローマ時代のリベラルアーツは、奴隷としてでなく、自由に生きる者に必要とされた技術・技法のことを指す言葉であり、具体的には、文法・修辞・倫理・算術・幾何・天文・音楽の「自由七科」を指していた。

中世ヨーロッパの大学制度に受け継がれ、神学・哲学なども加わり、近現代において、エリートが身につけるべき、人文科学・社会科学・自然科学の多様な学問の基礎にあたるものがそう呼ばれている。

上海から本帰国後、なぜか活字中毒になり、その中で興味をそそる内容を掘り下げていった結果、全てはリベラルアーツに繋がっていると気がついた。

知れば知るほど、もっと知りたいと思い、どんどん引き込まれていく。

同時に、いつもそばにいる息子が興味を示す物事は、ほとんどがリベラルアーツに含まれていることにも気がついた。

更に、上海在住時代、モンテッソーリ教育の幼稚園へ通っていたこともあり、そこでのカリキュラムも、リベラルアーツに近しい内容だったとも思う。

私自身は、日本の音楽大学でフルートを専攻していたけれど、そこで学んだのは、音楽だけに特化した専門性。

そんな私が一般企業に就職して感じるのは、音楽の専門知識や技術だけでなく、社会人として・・・と言うよりも、人間として生きていくために必要な、リベラルアーツとして音楽を学ぶことができれば良かったという点。

今よりも更にAI化が進むこれからの時代こそ、リベラルアーツを学んで、生き方の土台を育てることが大事なように思う。

我が子はもちろんのこと、これからの時代を担う子供達に、私ができることは何だろう?

音楽、特に楽器演奏に関しては、今の日本では、幼い頃から習うにはお金がかかり、どんな子供にとっても敷居の低いものではないように思う。

楽器演奏自体を体験させるのもちろんのこと、クラシックのコンサートは「未就学児の入場はご遠慮ください」となっていることが多く、生の音楽を聴く機会も多いとは言えない。

音楽演奏科学的には、ピアノを弾くと脳の働きが良くなるし、聴くより弾いた方が耳も良くなり、感動が深まるそう。

そんな機会を、格差なく全ての子供達に与えられる場を作れないか?

たとえ楽器に触れることができなくても、生まれてすぐに、いや、お腹の中にいる頃から誰にでもできる音感教育もあるし、そういうノウハウをシェアしていけたら素敵だな、なんて考えている今日この頃です。

音楽は、人生を豊かにしてくれるものの一つ。

感情表現や自己実現はもちろんのこと、生きていく上で必要な、粘り強さや夢中になること、コミュニケーションのとり方、全て私は、音楽から学んできた。

リベラルアーツに「音楽」が含まれ、自由人として生きていくために必要な理由は、私の人生を振り返ってみれば納得。

就職活動をしていた頃や、入社2・3年目の頃は、楽器メーカーに就職し、フルートを吹くことも業務の一部であった環境の私でさえ、音楽を学んできたことは、特殊な専門分野であり、実際の業務上では役にもたたないと思っていたけれど、それは全く逆だったと、今だからこそ分かる。

中学生の頃フルートに出会い、直感を信じて極める道を選んで良かった。

音楽を学んできたからこそ、今の私がいる。

心ときめくコト

三週間ほど前、息子が通う小中一貫校のボランティアコーディネーターの方から連絡があり、今年の春に登録した「吹奏楽部のフルートパートのレッスン」依頼をいただきました。

音大生時代から今まで、個人はもちろん、中学校や高校の吹奏楽部のレッスンも数え切れないほど承ってきましたが、三年半前に復職したこともあり、ここ東京では初めて。(と言ってもボランティアですが。)

さらに、前回のコンサートからほとんどフルートを吹いていない状態でしたが、電話をいただいたのが当日の朝で、「今日の午後ご都合がよろしければ」ということだったので、本当に久々に音を出すという状態でレッスン開始。

不思議なもので、幼い頃から毎日のように練習を重ねてきた技というものは、しばらく離れていてもそんなに衰えることがなく、まるで久々に自転車に乗った時かのように勘を取り戻せるから驚き。

フルート始めて1年目と4年目の中学生に、基礎的なこととコンクール自由曲のレッスンをして、全体合奏にも立ち会い、これまた久々に吹奏楽の中で吹かせていただき、いろんな懐かしさがこみ上げてきました。

 

そして今日は会社で、ちょっとフルートを試し吹きする機会があったのですが、その吹かせてもらった楽器がものすごく心地良く鳴るモデルだったことと、朝から夕方まで、ずっとPC上で数字を追う業務をしていたこともあってか、フルートを吹いたほんの10分ほどが、なんだかとっても生き返った感じがしたと言うか、「ああ、楽器メーカーに勤めているんだった」と実感したし、そもそも私って、やっぱりフルートを吹くことが大好きで、心や体は正直に反応するものだと強く感じたのでした。

 

「仕事」や「お金」から切り離した上で、自分には何ができて、何が得意で何が好きなのか。

頭で考えるよりも、心や体で感じるもの。

会社の業務としてできれば最高だけど、それが叶うルートは一つだけではないはずで、プライベートでもできることはたくさんあるし、できると分かっていても、なかなか重い腰が上がらず、実現するための一歩を踏み出せずにいることもあったり。

自分の未来は自分次第。

フルートを吹くことができる今の自分に感謝しつつ、今この瞬間を生きる私であるために、更なる努力と前進を続けるのみ!

 

お気に入りの自宅リビングからの景色、空がメルヴェイユ色だった瞬間。

今のこの部屋を見学で訪れた際、反対側は大きな道路沿いにも関わらず、マンションの隣は区立中学校ということに驚き、更に7階の我が家から見下ろすと、校舎の屋上がグランドになっていると知って、更に衝撃をうけました(笑)

東京に住んで三年半経つけれど、都会ってすごい!

夢が叶っていることに気がついた瞬間

先週末、ダンナと息子は二人で、那須高原のキャンプ場で野宿(笑)、あまり体調が良くなかった私は土曜日一日中寝て過ごし、日曜日は元気になったので、セール中の銀座へ。

有楽町ルミネのハーブスで一人ランチを楽しんでいた時、ふと、大学生時代に地元名古屋のハーブスでバイトをしていた頃を思い出しました。

長くバイトをしていた松坂屋南館のハーブス、土日のお昼時は、百貨店ショッピングに訪れた家族連れも多く、20歳前後の私は、将来、自分がママになった時も、こんなふうに、我が子を連れてハーブスでランチをする日常を送りたいなぁと思っていました。

その頃のハーブスは、関西への出店が軌道に乗りはじめ、次は東京に進出し始めようとしている頃でした。

大学四年生の今頃、今の会社の入社試験を受けている最中も、一社しか受けていなくて、他の会社で普通に就職という道を考えられなかった(就職ではなくフルーティストとして活動していく気もなかった)私は、「もしも内定がもらえなかったとしたら、このままハーブスに就職するのもいいかも?もしかしたら東京で働けるかもしれないし。」とぼんやり考えてもいました。

そのぐらいハーブスでのバイトにやり甲斐を感じていたし、それまでの人生をほぼ地元愛知で過ごしてきた私でしたが、「生きているうちに一度は東京に住んでみたい」と夢見ていました。

結果的に、今の会社の新卒採用で内定をいただき、ダンナの海外駐在帯同で一旦退職しているものの、新卒で入社してから16年目を迎えた今、ハーブスではないけれど、あの頃、どうしても入社したいと憧れていた会社の社員として東京勤務できていて、家族で過ごす週末にハーブスでランチをすることが日常になっていて、夢は全て叶っていることに気がつきました。

 

今の季節のおすすめパスタ「スルメイカとセロリのレモン風味」が美味しすぎて、この日は既に二回目でした。

社員として働くことはなかったけれど、今でも大好きなハーブス。

これからも通い続けます!

音楽

かれこれもう一ヶ月以上前、とっても久しぶりに、尊敬するフルーティストさんのコンサートへ行くことになり、その演奏を聴いて、いろんな想いが溢れた私。

やっぱり音楽をはじめとする芸術は、本物を体験することが何よりも大事。

プログラムの内容から、まるで自分がフランスを旅して、その景色を見ているような気分を味わいました。


私が昔、ここに想いを込めたように、音楽って、一粒一粒の音色や和音、ダイナミクスや音程、ビブラートなど音楽的要素の融合と、演奏者の表情やオーラ、聴衆が醸し出す雰囲気など、その場全てのものが、一瞬一瞬の音を造り上げていき、耳から聴くだけでなく、空気の振動そのものを、五感全てで感じるものだと改めて思いました。

今こうしている間も刻一刻と流れていく時間、もう二度と戻らないその瞬間に、その場にたまたま居合わせた人達と、その一瞬一瞬を積み重ね、一度限りの生きた音楽を共有する。

これこそが、「今を生きる」ことの醍醐味であって、音楽という芸術の素晴らしさなのだと思う。
それを我が子にも伝えていきたいという想いの下、息子がやりたいと言う時にはフルートを教えているし、最近は、楽譜の読み方にも興味津々で、この曲のメロディーを音名で歌えるようになりたいというリクエストがあり、あえて手書きで楽譜をおこしてみたところ、楽典の基礎を教えなければ、楽譜に書いてある意味を理解させられないという気付きがあり、私自身も勉強になりました。


私が教えたことを、自分で楽譜にメモしたがる息子を見て、自ら学びたいと思っている意気込みを強く感じて、嬉しくなりました♪

そして、楽典を教えていて感じたのは、楽譜って、算数の要素満載。

楽典を教えながらも、少数や分数の概念の説明もできて一石二鳥だし、算数好きな息子はますます惹きつけられているのでした(笑)