フルートと私

今週、息子が通う園の行事で、久々にフルートを演奏する機会をいただきました。

区の文化施設の中にある幼稚園のため、施設内にコンサートホールがあり、毎年そこで開催されているコンサート。

一年前、聴く側だった私は、心の中で「私も演奏したいなぁ」と密かに思っていたのですが、今から半年ほど前、なんとお声をかけられたのでした。

きっかけは、幼稚園の保護者自己紹介のお便りに、「フルート吹きます♪」と書いたこと。

一年前もステージ上で演奏されていたプロのボーカル&ピアニスト・ギタリスト・パーカッショニストさんとの共演は、思いっきり音楽の世界に入り込んで演奏に没頭できる、最高に心地いい瞬間を楽しませていただきました♪

実家で眠っていた、上海の布市場でオーダーメイドしたドレスを久々に着て、しかもここ東京で。

愛知県や静岡県在住だった私にとっては、東京の地で演奏する(吹奏楽団のメンバーとしてではなくソロで)のは、音大生時代からの漠然とした夢の一つだったので、その頃からは想像もつかない形で叶う機会をいただきました。

人生、どこでどんなふうに夢が叶うものなのか、全く分からないもの。

ここに至るまで、自分にとってのフルートとの距離感?に答えを見出すことができずにいたのですが、私にとっては、今のカタチがベストなのかなぁと思います。

会社員として、楽器や音楽に携わる仕事をしつつ、子育てや地域との関わり合いの中で、フルートを吹く機会があれば、日頃お世話になってる感謝の気持ちを込めて演奏させていただく。

こんな環境にいられるのも、制度が整った会社に勤められ、育児期間中であることを理解してくださる職場の方々と、私がフルタイムで働いていることを理解してくださる園の先生方やママさん達のおかげだと、心底感謝しています。

コンサート当日の写真は載せられないので、朝早く出社した日、自宅から撮った日の入り写真でも。



コンサート当日、幼稚園の先生に、「一体いつフルートを吹いてるの?」と聞かれたので、正直に「今の生活ではほとんど吹いていなくて、合わせも事前に一度しただけです。」と答えたのですが、自分でも振り返ってみると、やっぱり過去からの積み重ねの結果(そうさせてくれた親や恩師や環境に感謝☆)なのかな?と思います。

若い頃からたくさんの時間を費やして身につけてきた技術なので、しばらく吹いていなくても、それほど鈍ることはないような気がします。

(と書いていて、息子にもそういう何かを持ってほしいと思っていることを再確認。)

あとは時間の使い方。

息子関係で、ここには書けない様々な用事があるのですが、私の会社員としての仕事や家事を含め、全ての物事を効率的にこなすこと(と言うより短時間で完結させること)を一番大切にしています。

と言っても全てが完璧にこなせるわけではなく、今週、会社でも単純ミスでご迷惑をおかけしてしまい、かなり落ち込みましたが。。

でも人間、好きなことのためには全力を注げるもので、私の場合は、息子のことも、会社での仕事や一緒に働く方々と過ごす時間も、フルートを吹くことも、家族や友人と過ごす時間も、全てを大切にしたいという想いから、今のところはこなすことができているように思います。

人生、楽しまなきゃ損!笑

さぁ今日も、息子の用事でお出かけです☆