N響の第9を聴きに♪

今週はいろいろ重なってしまい、私一人(ダンナは浜松出社だった)ではこなせないスケジュールだったため、月曜日から今日まで私の母に来てもらっていました。

そんな中たまたま会社で、NHK交響楽団の第九(ベートーヴェンの交響曲第9番)のコンサートへ行く機会をいただいたので、水曜日の夜、NHKホールへ。

会社での仕事を終えた後にコンサートへ行けるのも東京ならではだし、普段平日は、息子のお迎えへ行ってそのまま家で過ごすのが普通だから、こんな機会はめったになくて、ここ数ヶ月間一人でいろいろがんばってる自分へのご褒美的な意味でも、嬉しいタイミングでした。

生オケのコンサートへ行くのは、おそらく上海で五嶋龍さんのコンチェルトを聴いて以来だから、本帰国後初。

冒頭から心地良すぎる演奏に感激していたから、四楽章のコントラバスとチェロのメロディーが始まったあたりで感無量、感動のあまり、そこから最後まで涙してしまいました。

そして改めて、幼い頃から音楽をしてきて、音楽に携わる仕事をすることができる今の環境に、心から感謝したくなりました。

息子にもこれまで、音楽に触れる機会を与えてきたし、ピアノやフルートも少しずつ教えているけれど、もっともっとその素晴らしさを伝えていきたいし、音楽を通して、人生を生き抜いていく上での大切なことを学んでいってほしいと強く思いました。


私が歩んできた人生がそうだったように、勉強だけでは学べないことがたくさんある。

より豊かな生き方をするために、音楽をはじめとする芸術は必要不可欠。

あたりまえのように音楽のある生活を送っているけれど、実はとってもありがたくて幸せなこと。

第九を聴きにこられている方々を見ていても、改めてそう感じました。