1月15日の道祖神祭りに向けてのイベントかな?



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ついにスペイン観光最後の一日となってしまいました。
午前中はプラド美術館。
私としては、今回の旅で一番楽しみにしていたところかもしれません。
なのに残念ながら、館内は撮影禁止。
でも逆に考えれば、写真に残せないからこそ鑑賞に集中できてよかったかも。
エル・グレコ、ディエゴ・ベラスケス、フランシスコ・デ・ゴヤを中心に解説していただきました。
一番印象的だったのはベラスケスの「ラス・メニーナス(官女たち)」。
まるでこの絵を見ている自分が絵の中の世界にいるような、不思議な感覚に陥りました。
絵の中にはベラスケス自身がいて、鏡に映っている(絵を見ている人側にいるように見える)フェリペ4世と王妃をキャンバスに描いている。
その様子を見ている王女と官女たちが描かれていて、絵を見る時の立ち位置を前後に変えることによって、光のあたり方や細かい部分の見え方が変わる。
なんだか自分もベラスケスに描かれているような気がしてくるというか・・・
ガイドさんの解説によると、空間だけでなくその場の空気をも描いているそうで、それってフルートを奏でる上でも大切なことだし、やっぱり音楽と美術は同じ芸術で、共通することがたくさんあるなぁ、と改めて実感しました。
たくさんの絵を鑑賞して思ったことは、自分の目で見ただけではそれを描いた画家が本当に伝えたかったことを理解できなくて、解説してもらって初めて分かることが多い。
もちろんそこに絵のおもしろさがあるのだろうけど、なんの説明もなく自分の目で見た時の印象だけではそれを知ることができないとなると、なんだか何が現実で何が真実なのか分からなくなってしまいそう。
でもそれって、現代社会を生きている私達にも言えることで、相手が口に出していることが真実とはかぎらないし、目に見える態度が全てでもない。
結局のところ一番信頼できるのは自分自身で、自分以外の人は相手のことを信じるしかないですよね。
私の場合、自分の感情を表現する手段としてフルートがあるのだと思います。
フルートを吹くと、その時の感情がそのまま音になって表れるので、イライラしてる時なんかはごまかしようがありません。。
フルート吹きたくなってきちゃいました!
だいぶ脱線してしまいましたが、プラド美術館はいろんなことを考えさせられてとても勉強になりました。
やっぱり美術館はいいですね。

観光に戻りまして、マドリッドの街の様子。

ZARAで今年らしいピンク色のコートを購入。
スペインブランドなので44.90ユーロ(約6500円)と格安でした!
近々写真をアップしたいと思います。
お楽しみに!!

これが本家本元のスペイン広場。

お昼ごはんのレストラン。
ここでタパスを楽しみました。

これが・・・
こうなって出てきました。
イワシの酢漬けに白ワイン。
スペイン風オムレツ。
などなど、とてもたくさん出てきました。。

デザートと一緒にいただいたカフェ・コン・レチェ、おいしかったです。
午後は古都トレドへ向かいます。
午後はオプショナルツアー、古都トレドの観光です。
マドリッドからバスで1時間半ほど行くと、そこには16世紀のままの素敵な町並みが広がっています。
建物の間から見えるカテドラル。
残念ながら中は撮影禁止でした。。
このオプショナルツアーでのガイドさんがとても熱心に絵画や彫刻の解説をしてくださり、今まであまり興味のなかった宗教画にも関心を持つことができました。
ステンドグラスがとてもキレイでした。
続いてサント・トメ教会。
ここも中は撮影禁止でしたが、エル・グレコの「オルガス伯爵の埋葬」を鑑賞しました。
夕日がキレイでした。
今回のオプショナルツアーでは滞在時間が2時間(集合時刻に20分も遅れた人がいて実質1時間半・・・)しかなかったので、日程に予定があればもっとゆっくりできるツアーが良かったかもしれません。。
そのくらい素敵な所でした。
トレドから戻り、夜はBarめぐりのオプショナルツアー。
ガイドさんがとてもインパクトのある方で、それぞれ違うものがおいしい4軒のバルへ連れていってくれました。
その方のブログです。→ぼんちゃん漫遊記
Bar(バル)とは、スペイン全土にあって、早朝から深夜まで営業している、カフェであり、レストランであり、お酒も楽しめるお店。
一軒目はここ。
タラすり身が入った揚げ物。
養命酒みたいなお酒と愛称抜群でした。
二軒目はこちら。
サングリアと
これらをいただきました。
左右に見えるマッシュルームのお料理がとってもおいしかったです!
入り口付近で調理しているところが見えました。
三軒目はここ。
外から見たお店の様子。
左側のお皿が、イベリコ?黒豚の生ハム。
普通のお店では白豚がほとんどで、こっちの黒い方が比べ物にならないくらいおいしいらしい。
確かにこれまで食べてきたものとはひと味違いました。
最後はこのお店。
奥に見えているのが牛肉のハム。
二年ぐらい熟成させた燻製とのこと。
おいしかったけど他にもいくつかお料理があったし、四軒目でおなかいっぱいだったから、そんなにたくさんは食べられなかったのが残念でした・・・
お店の名前はこちら。
ガイドさんはお店に連れていってくれるだけでなく、お店をはしごする時にも名所を案内してくれたり、その場所の歴史を説明しくれたりと、年末で盛り上がるマドリッドにて、大充実の夜を過ごすことができました。
そして翌日、朝6時の便でマドリッド発、フランクフルトで成田行きに乗り継いで、1月1日の朝、無事に帰国しました。
今回の旅でお世話になった皆様、ありがとうございました。
添乗員の工藤さん、おかげさまで素敵な思い出ができました!
H.I.Sの添乗員同行ツアーはとてもおすめです!!