ランチを終えて、最初に向かったのは玉佛禅寺。
やっぱり日本人だからか、仏教のお寺に来ると落ち着きます。
有名なのは寝仏像のようですが、一番のメインは、ここの二階に祀られている「玉佛」。
入場料とは別に一人10元かかるのですが、このお寺を訪れたのなら絶対に入るべし!
撮影禁止なので写真はありませんが、とっても穏やかなお顔をされていて、見ているだけで心が清々しくなって癒されました。
寝仏像は、臥仏殿の一階に安置されているのですが、たまたまそこで日本語を話せるガイドさんが教えてくれて、一階の方は、シンガポールから運ばれてきた大理石製で、二階に安置されている白いヒスイの方が、ミャンマーから運ばれてきた仏像様だと言ってました。
言われなければ一階だけ見て次へ行ってしまうところでした。。
鯉が泳いでいる池があったりと、なかなか風情でした。
敷地内にある「禅カフェ」でしばしの休憩。
アイスラテには頼んでもないのにガムシロが入っていたけれど、マンゴースムージーはおいしかったです。
カフェの出入り口から見える景色。
お寺の建物のすぐ隣に民家が見えたり、その向こうには高層マンションが見えたりと、やっぱりここは上海。
次に向かったのはイスラム寺院、小桃園清真寺。
公園の奥に見える青くて丸い玉が三つ見える所がモスク。
以前、西安のイスラム寺院へ行って以来、気になっていたお寺。
持っていたガイドブックに載っていて、入り口の写真付きで「入る路地を見逃さないように」と書かれていたのに、タクシーを降りた場所がちょうど入り口の反対側だったようで、お寺の周りを一周してしまいました。
その周りが、これまで歩いたローカルとは比べものにならないほどのローカル度合いで、ローカル中のローカル!
上の写真はまだ序の口で、ここから先にすさまじい世界が広がっていました。。
ダンナも、「上海の中心地にもこんな所があるのかー」と言うほど。
でもそれはそれで、私としては社会勉強になってよかったです。
ようやく入り口を発見。
手前にはこんな所も。
「清真女寺」。
小桃園清真寺の敷地内には、モスクと食堂があるだけで、西安で行ったお寺の規模の大きさがよく分かりました。
中はやっぱりイスラーム。
私達が入ったのが正門だったと思うけれど、大きな通り沿いにも立派な門があって、そちらから見ると建物の外観が分かります。
そういえば、日本にもイスラム教のモスクってあるのかなぁ?
今まで考えたこともなかったけれど、仏教がメジャーな中国にもあることを知って、だったら日本にもあるのかも?と。
今度調べてみよう。。
その後、タクシーをひろって早めの晩ごはんへ。
ダンナがネットで見つけた日系の焼肉屋さんだったのですが、なんだかお店の地図がおかしくて、タクシーを降りてから歩いて探し回ったところ、なんと少し前に行った杭州料理屋さんのすぐ近く。
しかも!
焼肉屋さんだと思って行ったら焼肉丼屋さん。。
お肉は和牛を使っているようで、お味はなかなかでした。
つけ合わせとお味噌汁は怪しくて、全く手をつけませんでしたが。。
ちなみに、こういう晩ごはんになってしまった時は、息子はもちろん大人も、家に帰ってから野菜や果物を追加で食べるようにしています(笑)
今日もまた、食べ終わって外へ出てもまだ明るかったので、周りを少しお散歩。
ダンナが現地スタッフに連れてきてもらった火鍋屋さんが近くにあって、けっこうなローカルっぷりだから見せたいと言うので、そちらへ向かって歩きました。
途中、「オールド上海」っていう感じの、なかなかおしゃれな建物があるなぁと思ったのも束の間・・・
次の角を曲がると、道端で炭に火をおこしていて、
その先にあるのが
火鍋屋さん!
向かいにも火鍋屋さんがあって、使い終わった火鉢?を公道で洗っていました。。
ダンナ曰く、きれいじゃないけどめちゃめちゃおいしいらしいです。
うーん、でも私にはちょっと無理。。
そこから先もローカルエリアを歩きました。
お店の前で机を囲むおじちゃん達。
ある意味とっても幸せそう。
この写真、お店の二階に注目。
よくよく見ると、ベランダにある洗面所で、おじちゃんがお洗濯をしています。
中国語の先生曰く、上海人は昔から、男性がすすんで家事をしてくれる文化とのこと。
確かに街を歩いていても、おじいちゃんが赤ちゃんをお世話している姿をよく見かけるかも。
一本向こうの通りからは見ることができない、ローカルエリアを歩くのがブームの私達。
上海に住んでいるからこそ、観光で来ただけでは目にすることのないような、上海人の日常を知ることができる貴重な体験だと思っています。
でも、夕食後に歩いたエリアよりも、小桃園清真寺の周りのローカル度は、比べものにならないくらいすごかったです。。