ジョイフル クリスマスコンサート 2012

昨日のコンサートにお越しいただいた皆様、ありがとうございました。

たくさんの方々のご協力があってこそのコンサートで、皆様が手を差し伸べてくださったおかげで無事終えることができました。

心から感謝いたしております。

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個人的にお礼をお伝えしたい方がたくさんいらっしゃるのに、なんと昨日の夕方あたりから携帯のチャージが切れてしまい、メールを送れない状況です。。

忘れた頃にご連絡させていただくかもしれません。

 

コンサートの冒頭でも述べましたが、日ごろお世話になっている方々への恩返しの気持ちと、何かと気を張る海外生活での疲れを少しでも癒すことができればとの思いで開いています。

コンサート前日の深夜、たまたまFB上で私の恩師がリンクをシェアしてくださった、とある日本人ピアニストの方の「音楽とは-愛と信頼」について語られている動画を拝見して、私がここ上海の地でコンサートをする意義を改めて考えさせられました。

中学の吹奏楽部でフルートに出会い、それから高校卒業までは吹奏楽三昧の毎日を送り、大学でフルートを専攻して、ソロで吹くことや吹奏楽はもちろん、室内楽やオーケストラも経験しましたが、やっぱり吹奏楽がやりたくてヤマハ吹奏楽団で演奏する道を選んだ社会人時代。

ダンナの転勤で上海に渡ったわけですが、ここでもやっぱりフルートを吹きたい、誰かに私の演奏を聴いてもらいたいという思いは変わらず、最初は一人で始めたコンサート。

それからいろんなご縁に恵まれて、声楽家の梅田さん・ピアニストの鳥本さんとご一緒させていただくことができるようになりました。

残念ながら梅田さんは本帰国されてしまうので、とりあえず上海でのコンサートは最後になってしまう可能性が高いのですが、私より人生経験が豊富な彼女からは、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。

 

先に書いた動画と、梅田さんから学んだことをふまえて、今の私が行き着いた答えは、自分が吹きたくて吹くことはもちろんだけど、自分の演奏を聴いてもらいたいという一方的な気持ちではなく、純粋に音楽を聴きたいと思って来てくださるお客様の思いがあって、お互いの信頼関係や愛情があってこそのコンサートで、そういう場で奏でた音楽は、演奏者とお客様の心を結び、感動を共有できると信じられるようになりました。

だから、私が求めているのは、ただ単に人前で演奏することではなくて、そういう愛あふれるコンサートをして、そこにいる全ての方が幸せな気持ちで満たされること。

ありがたいことに、再来週、演奏させていただく場を二件いただいています。

どちらも私には初めての経験なのですが、自分がフルートを吹く上での信念を確立することができたので、とまどいは全くなく、たとえ言葉が通じない方が相手の場合でも、根底がブレなければ必ずいい演奏会になると信じています。

 

今回のコンサートのプログラムや写真は、また別記事でアップしたいと思います。

まずは皆様、誠にありがとうございました。


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