今日は午前中、幼稚園のお誕生日会での出し物(誕生月の親は参加して、何か一芸をする)として、フルートを吹いてきました。
昨日書いた通り、息子には英語で歌ってもらうのがベストだったけど、カラオケ伴奏音源のテンポがけっこう早くて無理だったので、私の前で両手に鈴を持ち、リズムに合わせて揺れてもらいました。
「来年は別の曲を、英語で歌えるように早くから特訓しようと決意!」と思っていましたが、他に三組お誕生月のお子さんがいらっしゃって、五歳と六歳を迎えた子(うちの息子は四歳)がそれぞれピアノ演奏を披露してくれて、それを目の当たりにし、私も息子にそろそろ本格的にピアノを教えてみようと思いました。
私がフルート、ダンナがサックスを吹くこともあって、日本の自宅にはグランドピアノがあるし、それこそお腹にいる頃から、私が吹奏楽団でフルートを吹いている音を聴いていただろうし、生まれてからも数週間後にはフルートの練習を再開していたし、上海でも私やダンナのコンサートはもちろん、生の音に触れるのは日常茶飯事。
そう考えると、この世に誕生した時から四歳になる今まで、常に音楽に触れて育ってきている息子。
「ドレミファソラシド」で曲を歌うことができたり、長調・短調の違いが感覚的に分かっていたり、たまに気が向いた時にダンナや私がピアノを教えてきたけれど、来年のお誕生日会までには人様に聴かせられるぐらい弾けるようになれたらなぁと。
今までちゃんと教えなかったのは、まだ手が小さくて、五本の指を使って鍵盤を押さえるのが難しかったから、もう少し大きくなってからでいいかなぁと思っていたのと、あとは、しっかり教えようと決意すると、自分が真剣になりすぎて、できない時に本気で怒ってしまいそうだったから。
でも先日、幼稚園の講演会で、子育てにおける家庭でのコーチングの大切さを学び、私も実践していかなければと痛感していたところ。
さらに今日、お誕生日会の前に、幼稚園へ登園してからの1時間、毎朝子供達が取り組んでいる、ある活動を見学する機会があったのですが、そこで目にした子供達の真剣な姿やその内容に心を打たれ、子供本人の好奇心を伸ばすことの大切さを実感したのです。
今の幼稚園へ転園してから、毎日のように息子が、その日に書いたものや作ったものを持ち帰ってくるのですが、どんどん新しいことを吸収していて、親の私が「こんなことができるなんて」と感心させられるものばかり。
さらに、一ヶ月ぐらい前からスイミングを習い始めて、その上達ぶりに驚かせられます。(親バカなのは分かってます。。)
そんな最近の成長ぶりを見ていると、ピアノも私が本気になって教えれば、想像以上に弾けるようになるのかも?と甘い期待を抱いてしまいました(笑)
私自身がその厳しさを知っているので、プロの音楽家にしたいという気持ちは全くありませんが、一芸を極めることは、生きていく上での糧となるし、少しでも多くの可能性の「芽」を伸ばしてあげられたらなぁと思います。
「コーチング」のことを思い出すと、ピアノをはじめ、音楽を教えることは、私にできる唯一のコーチングなのでは?と思ったのです。
ぶっちゃけ、算数や理科は苦手だから、将来的には理系のダンナに任せることになると思うけれど、音楽をはじめ、国語や言葉に関することは私の得意分野だから、それを子育てに活かさなくてどうするの?と、ようやく気がつきました。
音楽教室へ通わせようかなぁとも考えていたけれど、まずは一度、私自身が本気になって教えてみたいと思います。
早速、今日息子が帰ってきたら、久々にバイエルを開いて一緒に弾いてみよう♪
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