未来を信じること

先週土曜日は、会社の吹奏楽団の東京公演のため、オペラシティへ。

今から七年半前にもサントリーホールで東京公演があり、息子が生まれる四ヶ月前だった私にとっては、入社から八年弱を経ての引退公演となりました。

お腹の中にいた息子と共に、サントリーホールの舞台で演奏したあの日から早七年半、たまたま当時と同じプログラムが数曲あり、七歳になった息子と一緒に客席で聴けて、とっても感慨深かったです。

あの頃は、バンドで演奏することが大好きで、息子を授かったことは嬉しかったけれど、一番の居場所だと思っていた所から離れなければならない寂しさや悔しさもあったし、産休・育休で会社を長く休むこと、初めての育児や仕事復帰後の生活、先のことを考えては不安に駆られていた私。

でも七年半後の今、振り返ってみると、育休中にダンナが中国駐在となり帯同、その間に一旦退職して四年間の上海生活を送り、フリーのフルート奏者として上海で演奏活動を堪能し、ダンナの本帰国先はまさかの東京。

入社した頃から憧れていた東京事業所での復職が叶い、子育て環境にも恵まれ、息子にとっても奇跡的な出来事もあり、七年半前には全く想像もつかなかった生活を送っている私。

未来は何が起こるか分からないけれど、自分が望んだ以上に素敵な夢の叶い方が実現しているように思います。

だからこれから先の未来も、全てを信じ、日々の生活に感謝しながら、一日一日を大切に、楽しみながら生きていきたいと思います☆

懐かしいメンバーにも会えて、素敵な一日となりました。

子供用フルート♪

三年前に購入した、息子用のフルート。


普通のフルートって長いから、腕の短い子供が吹こうとすると体格的に無理なのですが、頭部管がU字になっている、子供でも無理なく吹けるものがあります。

小学校に入学して以来、学校で音楽の授業があるからか、これまでにも増して音楽に興味を持ち始めた息子。

生まれた頃、いや、私のおなかの中にいる頃から、音楽を意識してきた我が家ならではのエピソードや、息子へのフルートレッスンをそろそろ綴っていきたいと思います♪

これからの時代、AIには真似することのできない、人が奏でる生の音楽が、ますますなくてはならないものになっていくと、私は考えています。

また、日本の学校の部活動や、ベネズエラの「エル・システマ」など、音楽経験を通じての教育についても、私自身の人生を振り返り、その有用性を書いていきたいなと思っています。

吹奏楽

今日は久々に、吹奏楽のコンサートへ♪


私も何度か演奏したことのあるこのホールで、日本一のプロバンドが奏でる歴代の名曲たちを聴いて、中学から始まった私の吹奏楽人生の、いろんなシーンを思い出しました。

吹奏楽を通じての出会いと経験のおかげで、その世界に携わる仕事に就いている今の人生が、より一層愛おしくなりました。

私を育ててくれた方々に、もっともっと恩返しをしていきたいから、そのためにも、音楽や吹奏楽の素晴らしさを次の世代へと伝えていきたい。

自分の人生を終えた後、私が生きていた証を残すためには、どう生き抜いたらいいのか?

忙しい毎日だけど、そういう大切なことを見失わずに生きていきたいな。

そして、いつでもどこでもネットにつながっている現代、たまには完全にシャットアウトする時間を意識的にもつことが必要だし、やっぱり音楽は、その場で体験しないと本当の良さが伝わらないものの一つ。

ネットとリアル、その価値がより重要視されていくと思うし、リアルを体験するのは、何にも代えがたい充実感や感動があり、それを同じ空間にいる人達と分かち合えるって、本当に素敵なことですよね。

ピアノと音感

息子が風邪気味のため、サタデースクール以外はほとんど自宅で過ごした今週末。

家にいると、息子はピアノ(上海で買った電子ピアノ)を自ら弾き始めるのですが、その内容に変化がありました。

お腹にいる時(@サントリーホール)から音楽に触れてきた息子(懐かしのグランドピアノ)、生まれてすぐの頃から、お風呂で「ドレミの歌」を音名で歌って聴かせていたベビ時代を経て、ダンナや私の気が向いた時に教えてきた(と言うより一緒に弾いて遊んできた?)ピアノ、ドレミファソラシドはもちろん理解しているのですが、ファから弾いた場合はシを♭にしないと気持ち悪いということに自ら気がつき、感動しちゃいました。

というわけで、私が子供の頃に使っていたバイエルを引っ張り出し、理論を教えてみました。


「なんかこの音気持ち悪い」という感覚って、音楽するにあたって、何よりも大切なこと。

それをこちらから教えるのではなく、自らの感覚で気付くことができるとは。

親が一生懸命教えようとしなくても、子供は興味のあることは自ら取り組み、「なぜ?」と気付き、学んでいく。

我が子は基本的に、どんなことに対してもそういう姿勢で臨み、いろんなことに興味を示すタイプなので、これからもその好奇心にたくさん応えられるように努めていきたいと思います☆

フルートと私

今週、息子が通う園の行事で、久々にフルートを演奏する機会をいただきました。

区の文化施設の中にある幼稚園のため、施設内にコンサートホールがあり、毎年そこで開催されているコンサート。

一年前、聴く側だった私は、心の中で「私も演奏したいなぁ」と密かに思っていたのですが、今から半年ほど前、なんとお声をかけられたのでした。

きっかけは、幼稚園の保護者自己紹介のお便りに、「フルート吹きます♪」と書いたこと。

一年前もステージ上で演奏されていたプロのボーカル&ピアニスト・ギタリスト・パーカッショニストさんとの共演は、思いっきり音楽の世界に入り込んで演奏に没頭できる、最高に心地いい瞬間を楽しませていただきました♪

実家で眠っていた、上海の布市場でオーダーメイドしたドレスを久々に着て、しかもここ東京で。

愛知県や静岡県在住だった私にとっては、東京の地で演奏する(吹奏楽団のメンバーとしてではなくソロで)のは、音大生時代からの漠然とした夢の一つだったので、その頃からは想像もつかない形で叶う機会をいただきました。

人生、どこでどんなふうに夢が叶うものなのか、全く分からないもの。

ここに至るまで、自分にとってのフルートとの距離感?に答えを見出すことができずにいたのですが、私にとっては、今のカタチがベストなのかなぁと思います。

会社員として、楽器や音楽に携わる仕事をしつつ、子育てや地域との関わり合いの中で、フルートを吹く機会があれば、日頃お世話になってる感謝の気持ちを込めて演奏させていただく。

こんな環境にいられるのも、制度が整った会社に勤められ、育児期間中であることを理解してくださる職場の方々と、私がフルタイムで働いていることを理解してくださる園の先生方やママさん達のおかげだと、心底感謝しています。

コンサート当日の写真は載せられないので、朝早く出社した日、自宅から撮った日の入り写真でも。



コンサート当日、幼稚園の先生に、「一体いつフルートを吹いてるの?」と聞かれたので、正直に「今の生活ではほとんど吹いていなくて、合わせも事前に一度しただけです。」と答えたのですが、自分でも振り返ってみると、やっぱり過去からの積み重ねの結果(そうさせてくれた親や恩師や環境に感謝☆)なのかな?と思います。

若い頃からたくさんの時間を費やして身につけてきた技術なので、しばらく吹いていなくても、それほど鈍ることはないような気がします。

(と書いていて、息子にもそういう何かを持ってほしいと思っていることを再確認。)

あとは時間の使い方。

息子関係で、ここには書けない様々な用事があるのですが、私の会社員としての仕事や家事を含め、全ての物事を効率的にこなすこと(と言うより短時間で完結させること)を一番大切にしています。

と言っても全てが完璧にこなせるわけではなく、今週、会社でも単純ミスでご迷惑をおかけしてしまい、かなり落ち込みましたが。。

でも人間、好きなことのためには全力を注げるもので、私の場合は、息子のことも、会社での仕事や一緒に働く方々と過ごす時間も、フルートを吹くことも、家族や友人と過ごす時間も、全てを大切にしたいという想いから、今のところはこなすことができているように思います。

人生、楽しまなきゃ損!笑

さぁ今日も、息子の用事でお出かけです☆

N響の第9を聴きに♪

今週はいろいろ重なってしまい、私一人(ダンナは浜松出社だった)ではこなせないスケジュールだったため、月曜日から今日まで私の母に来てもらっていました。

そんな中たまたま会社で、NHK交響楽団の第九(ベートーヴェンの交響曲第9番)のコンサートへ行く機会をいただいたので、水曜日の夜、NHKホールへ。

会社での仕事を終えた後にコンサートへ行けるのも東京ならではだし、普段平日は、息子のお迎えへ行ってそのまま家で過ごすのが普通だから、こんな機会はめったになくて、ここ数ヶ月間一人でいろいろがんばってる自分へのご褒美的な意味でも、嬉しいタイミングでした。

生オケのコンサートへ行くのは、おそらく上海で五嶋龍さんのコンチェルトを聴いて以来だから、本帰国後初。

冒頭から心地良すぎる演奏に感激していたから、四楽章のコントラバスとチェロのメロディーが始まったあたりで感無量、感動のあまり、そこから最後まで涙してしまいました。

そして改めて、幼い頃から音楽をしてきて、音楽に携わる仕事をすることができる今の環境に、心から感謝したくなりました。

息子にもこれまで、音楽に触れる機会を与えてきたし、ピアノやフルートも少しずつ教えているけれど、もっともっとその素晴らしさを伝えていきたいし、音楽を通して、人生を生き抜いていく上での大切なことを学んでいってほしいと強く思いました。


私が歩んできた人生がそうだったように、勉強だけでは学べないことがたくさんある。

より豊かな生き方をするために、音楽をはじめとする芸術は必要不可欠。

あたりまえのように音楽のある生活を送っているけれど、実はとってもありがたくて幸せなこと。

第九を聴きにこられている方々を見ていても、改めてそう感じました。

栃木から東京へ

昨日の夕方、ダンナ実家の栃木から、東京の自宅に戻ってきました。

実家から駅へ向かう途中の、綺麗な夕焼け空。


東武線からの乗り換えで通った浅草にて。


昨日は甲子園で、我が母校が逆転サヨナラ勝ち。

9回裏のあの状況での連続ヒットは、日々の厳しい練習の賜物なのだろうな。

熱闘甲子園でその様子を見て、自分が高校生だった頃の、吹奏楽部のマーチング練習を思い出した。

毎日毎日暑い中、一つ一つの小さな技の練習を積み重ね、個人から列、そして全体へとまとめ上げた結果、マーチングでは初の全国大会への切符を手にした高校二年生のあの経験。

それは、自分の足で自分の人生を歩んでいくために一番大切なことで、今思えば、我が母校は、それを身をもって体験できる素晴らしい環境だった。

人生何事も、小さな努力の積み重ね。

初心忘るべからず、今の私がチャレンジしていること全てにおいても同じことが言えるはず。

母+会社員+フルーティスト+?

先週月曜日、浜松出張当日の朝、浜松駅で大事なお客様をお迎えする前、スタバにて。


前日入りした以上、絶対に自分が先に到着してお迎えしなければというプレッシャーから、1時間前には新幹線改札前のスタバで待機してました(笑)

その日任された仕事は、入社した頃から憧れていた業務の一つで、まさか叶う日がくるとは思っていなかったから、無事にやり遂げることができて感無量!

復職してからのこの一年、社内で目標としていた夢がどんどん叶い、本当に充実した会社員生活を過ごせています。
一方プライベートでは、フルートを吹く機会のオファーをいただきました。

まだ少し先だけど、復職してからはなかなかフルートを吹く時間を捻出することができず、去年の夏、友人の娘ちゃんが通う保育園で演奏させていただいて以来の大きな本番なので、時間をかけてリハビリしていきたいと思います♪
そんな私も、一人の息子の母親。

フルタイムで働いている平日も、夕方幼稚園へ息子を迎えにいってからは、ママの顔に戻ります(笑)

プラス、実は、ここには書けないもう一つの顔?があったりもします。

人生、本当に何が起こるか分からないものですね。

これから先も、いろんなことにワクワクして生きていきたいな。

フルートコンサート @ 保育園

先週土曜日は、友人の娘ちゃんが通う保育園で演奏♪

働くママ達からパワーをいただきました♪

終了後は、久々に再会した友人親子ちゃんとお食事へ。

数年ぶりに会った子供達だけど、意気投合して仲良く遊んでくれて、私も嬉しかったな〜☆

都市対抗野球大会

昨日の午後は、我が社野球部の試合だったため、受付スタッフとして東京ドームへ。


浜松から来たバンドメンバーや同期、元の部署でお世話になっていた方など、懐かしい方々と再会できて嬉しかった〜

普段の業務では、ここまで会社の一体感を感じることってないから、五・六年ぶりに参加して、改めて会社に野球部のある良さを実感しました。

そして、自社の楽器を使って応援できる喜びも、我が社ならでは。

無事勝つことができて、次はまた土曜日の夕方に、今度は息子連れで行く予定♪
応援後は、今夜もダンナと一緒に、浜松のバンドメンバーと打ち上げへ。

私達が所属していた頃、よく飲みに行っていたメンバーだったから、久々すぎて、昔の思い出話で盛り上がったりと、楽しすぎるひとときを過ごしました♪

東京と浜松で離れているけれど、社内に大好きな音楽仲間がいるのは、本当に幸せなこと☆