世界は広い

新しい生活だと思っていた環境が、いつの間にか日常になっていて、ありがたいと思っていたことが、あたりまえになっていく。

地球はこんなに広いのに、気忙しい日々に追われていると、どんどん視野が狭くなってきて、今の自分が置かれている目の前の世界しか見えなくなってくる。

そこにいられるだけで幸せだったのに、認めてもらえないと納得できない自分がいる。

でもそう思うのは、「そこにいる時の自分」にフォーカスしすぎているからだと、ふと気づく。

本来の私は、本当の私がやりたいことは、私の能力を発揮できることは、実は「そこにいる時の自分」ではない「私」であって、そこにいる私は、「私」の全てではなく、ほんの一部分の私だったことを思い出す。

日本を離れ、中国という全く異なる文化の国で生活し、いろんな国を旅してきた経験があるからこそ、日本での「あたりまえ」に疑問を持てるのだと思いたい。

日本の「あたりまえ」に、飲み込まれてはいけない。

今の日本国内ではあたりまえなことも、世界標準ではないことや、未来の日本では変わることも山ほどある。

そのことを肝に銘じて、私は私の道を見失うことなく進んでいきたい。


こんな時こそ旅に出たい。

そう、あの日通った、果てしなく続く異国の道へ。

そうだった。

どんなことがあっても、人からどう思われようとも、私は私。

他人の評価ではなく、私自身が自分を認めてあげられれば、それでいい。

母+会社員+フルーティスト+?

先週月曜日、浜松出張当日の朝、浜松駅で大事なお客様をお迎えする前、スタバにて。


前日入りした以上、絶対に自分が先に到着してお迎えしなければというプレッシャーから、1時間前には新幹線改札前のスタバで待機してました(笑)

その日任された仕事は、入社した頃から憧れていた業務の一つで、まさか叶う日がくるとは思っていなかったから、無事にやり遂げることができて感無量!

復職してからのこの一年、社内で目標としていた夢がどんどん叶い、本当に充実した会社員生活を過ごせています。
一方プライベートでは、フルートを吹く機会のオファーをいただきました。

まだ少し先だけど、復職してからはなかなかフルートを吹く時間を捻出することができず、去年の夏、友人の娘ちゃんが通う保育園で演奏させていただいて以来の大きな本番なので、時間をかけてリハビリしていきたいと思います♪
そんな私も、一人の息子の母親。

フルタイムで働いている平日も、夕方幼稚園へ息子を迎えにいってからは、ママの顔に戻ります(笑)

プラス、実は、ここには書けないもう一つの顔?があったりもします。

人生、本当に何が起こるか分からないものですね。

これから先も、いろんなことにワクワクして生きていきたいな。

私の仕事

本帰国してから、五年四ヶ月ぶりに元の会社に正社員として、フルタイム勤務(フレックス利用可)で復職した私。

あと一ヶ月ちょっとで、復職して一年たちます。

もともとは産休・育休から始まった一時退職期間ですが、それまでは、子供を育てながら働いている先輩ママさん達が、一体どうやってやりくりしているのか不思議で、自分にそれができるとは到底思えませんでした。

が、いざその立場になってみると、初めの八ヶ月ほどは大きな仕事を引き継いだこともあって、「大変」という言葉では表せないほどのプレッシャーでしたが、ここ二ヶ月ほどは慣れてきたこともあって、ダンナが単身赴任になったにもかかわらず、意外と落ち着いた生活を送れるようになってきました。

と言っても、朝起きてから息子が寝るまで、常に全速力で駆け抜けてる感じで、あたりまえだけど、会社では更にフル回転で仕事をこなしていき、あっという間に夕方(笑)

先週末は浜松で大きなイベントがあり、一泊二日で休日出勤&出張。

ダンナは、前日の金曜日と翌日の月曜日が東京出社だったため、二人には東京でお留守番してもらい、私はおもいっきり働く(&楽しむ)ことができました☆

その分、明日・明後日は午前中だけ代休をいただき、その二日間にある幼稚園の参観日にあてることもできるし、バタバタな毎日ではあるけれど、大好きな人・モノに囲まれた会社で、やり甲斐のある仕事をさせてもらえる今の環境が、心の底からありがたいと思っています。
おまけ、浜松では大好きなお店のランチもいただくことができました♪


明日は午前中、幼稚園の参観日だけど、いつもよりは少しだけゆっくりできる、それだけのことでも幸せだと思える今の自分の生活が愛おしい。

浜松経由で実家へ

一昨日は一日だけ出勤日だったので、息子の誕生日である六日に有休取得するために、その日までに終わらせなければならない仕事をして、22時すぎに帰宅。

二日も六日も有休を取ったダンナは、一昨日の朝から息子と二人で(!)富士五湖キャンプへ。

おかげで、家のことを何も気にせず仕事に没頭できて助かりました(笑)

私は昨日、浜松で合流するため、東京から新幹線に乗って移動。

浜松からは、ダンナが運転するレガシィに乗って、愛知県の私の実家へ。

せっかくなので、浜松で「さわやか」のハンバーグを食べ、浜松まつりを少しだけ見物しつつ名古屋方面へ。

実はうちのダンナ、3/1に浜松の本社へ転勤の辞令が出て、現在我が家は、東京と浜松の二ヶ所に拠点があります(笑)

私は東京で働き続けたいから、これまでと変わらず、フルタイムのままフレックスを駆使してワーキングマザーしてます。

ダンナは浜松に単身赴任ということになっているものの、だいたい月曜日は東京で仕事があるため、週末は東京で過ごすことが多く、平日の数日間を浜松滞在したり、東京と浜松を行ったり来たりする生活。

東京勤務だった頃も平日は夜遅かったので、結局これまでとそんなに変わらない生活を送っています。

周りに、「夫が浜松へ単身赴任することになった」と話すと、「えー!一人で大変だね」と言われるのですが、上記の状況なので、お迎えだけで済んでいた息子の送迎が、ダンナが行ってくれてた朝も私が行くことになったぐらいで、あとはそんなに変わりのない生活だったりします。

残業できる日や飲み会に参加できる日(笑)が前よりも限られてしまった点や、息子が病気になった場合など、いざという時には困るのでしょうが…
ここからは、昨日、新幹線に乗っている間に考えていたことについて。

育休中にダンナが上海駐在となり、帯同のために一旦退職し、本帰国後に東京で復職させていただいた私。

出産前、ある大きな業務のために、月一で浜松から東京へ出張(多い時は毎週)していた頃を思い出しました。

あの頃は、出張とはいえ東京へ行けることが嬉しかったし、私にとっては、社内で憧れの部署、憧れの先輩とのお仕事だったので、毎回出張が楽しみだったのを覚えています。

その頃から 八年後、まさか自分が、その憧れの部署で、憧れの先輩と一緒に働いていて、東京に住むことになるとは、あの頃は夢にも思っていませんでした。

本当に人生、何が起こるか分からないし、今のこの生活があることに、感謝の気持ちでいっぱいです。

でも振り返ると、夢にも思っていなかったけれど、心の底から憧れを抱いていたのは確か。

そういう、心の奥底から湧いてくる気持ちって、大事なような気がします。

どうしても叶えたいって強く願っているわけではないけれど、ふとした瞬間に思い出す憧れの生活、みたいな。

思えば、ダンナの駐在で上海に住むことになったのも、私は結婚当初ぐらいから漠然と、海外に住んでみたいなぁって思ってました。

ダンナはもともと技術系の仕事をしていたから、海外どころか国内の転勤すらない立場だったのに、これもまた想像もできない形で事が進み、まさかの海外転勤となったのです。

ということは、今の私が憧れている生活も、けっして憧れだけで終わるものではなく、いつの日か、今の私には想像もつかないような形で叶う日がくるの?なんて期待しちゃいます(笑)

最近思うのは、自分の身の回りにいる素敵な人達を観察していると、常にポジティブで全力投球、今この瞬間をおもいっきり楽しんでいて、困ったことや辛いことがあっても引きづらない、という共通点があることに気づきました。

そういう人達の中にいると、自分も同じような生き方になってくるし、なぜか、新たにそこへくる人も同じタイプの人だったりするから不思議。

そもそも、そういうタイプだから、そこに集められるのかもしれないと思ったり。
端から見たら、夫が単身赴任していて大変そうに見える?かもしれない今の私の生活ですが、素敵な人達に囲まれて、心から楽しいと思えるやり甲斐のある仕事があって、大好きな息子がいてくれる、変わらず幸せな毎日を送っています☆

ダンナにとっては移動が多くて大変な生活だと思うけど、これも成長するための過程だと捉え、前だけを見て歩んでいきたいです。

2015年

私にとって、人生最大の激動の一年だったと言える2015年が終わろうとしています。

ダンナの本帰国が決まり、三年九ヶ月を過ごした中国・上海に別れを告げ、生まれて初めての東京ライフのスタート。

東京での復職を望んだものの、元の会社に復職するなら浜松勤務と言われ、復職することを諦めて別の道を歩もうとしていた矢先、東京の販社に出向という形で、願いが叶った七月。

息子が生まれてから再びフルタイムで働くという初めての経験、更には大きな責任を伴う業務を任せていただき、不安を抱きながらも精一杯努力し、やり甲斐や充実感を日々味わえる環境でのワーキングマザーライフを過ごし、気がついたら半年という月日が流れていました。

そしてプライベートでも、息子に関する、ここには書けない大きな一歩を踏み出しました。

軽い気持ちで歩み始めたあの日の一歩が、まさかこんなに素敵な道へとつながるなんて!

山羊座A型、本来なら慎重派な私が「人生、何が起こるか分からないからこそおもしろい」と思えるようになったのは、やっぱり生まれて初めて外国で暮らし、いろんな経験をしたり、いろんな価値観に触れてきたからなのかな?と感じています。

今年一年を振り返ると、人生はやはり、過去から現在までに出会った方々に支えられているということを様々な場面で再確認しました。

過去に出会ったご縁のある方々が、ありとあらゆる所で私のことを導いてくださったように思います。

出会ったその頃は、その出会いの意味に気がつかなかったり、何気なく接しているだけで、特に何かを認識していなくても、数年後に思わぬ所で再会したり、自分に対して大きな幸運をもたらしてくれる存在の方だったり。

人生とは、出会いとは、本当に不思議なもの。

全てのご縁に感謝して、これから先の人生も歩んでいきたいです☆

お久しぶりです

前回の更新から三週間ほど経ってしまいましたが、家族三人、元気で充実した毎日を送っています。

こんなにあいてしまったのは、ある理由のため、日常的にブログを書くことが難しくなってしまったからです。

その詳細をここに書くことすら残念ながらできないのですが、本当はそのことこそブログにアップしたいような、とびきり嬉しい出来事です。

私としては、上海で生活していた頃のように、我が家の東京ライフを更新していきたいのですが、意に反し、今後はゆるーいペースで書いていきつつ、近々このブログのあり方を見つめ直すつもりです。

 

そんな最近の出来事は・・・

昨日は、とってもお久しぶりになってしまった友人家族と、パークハイアットでティータイム&しゃぶしゃぶディナー☆

  

 

先週末はお祝いがてら、東京ドームホテルのスーパーダイニング「リラッサ」の北海道フェア2015ディナーブッフェで、大好きな蟹や夕張メロンを堪能♪

 

あいかわらず食べることが好きな私です(笑)

 

仕事もプライベートも充実している東京での毎日、今のこの生活があるのは、これまでに出会った全ての方々に支えられているからこそ。

いつも感謝の気持ちを持ち続け、前へと歩んでいきたいです。

フルタイムワーキングマザーライフ@東京

今日7月1日付で、以前勤めていた会社に中途採用として入社、無事復職を果たしました!

ここに至るまでには本当にいろんなことがあったのですが、それはまたおいおい書いていくとして、今はただ、感謝の気持ちでいっぱいです。
今日は入社式&研修のため、朝から新幹線に乗って浜松の本社へ。


早速、今日一日過ごしただけでも、懐かしい方々との再会がたくさんありました♪

明日からは東京オフィス出社、こちらでも再会が楽しみ☆

東京タワー☆

明日から復職する私。

今日は芝公園周辺に用事があって、ついでに息子と二人で、東京タワー付近をお散歩してきました。


息子五才二ヶ月、こんなにも長い年月を母子ベッタリ過ごすことができて、本当にラッキーだったと思います。

育休二年満了の後に夫の駐在帯同のため一旦退職し、結果的に五年三ヶ月という長いお休み期間をいただきました。

それでも復職させてくださる会社とその制度、支えてくださった方々、全てに対して感謝の気持ちでいっぱいです。

この気持ちを忘れることなく、働くことができるありがたさを噛み締めながら、日々精進していきたいと思います。

人生の不思議

前々から書いている通り、本帰国後、私の復職について随分いろんなことがあり、正直この三ヶ月、自分の人生を振り返っても、一番のどん底を味わったと言えるほどの心境でした。

あ、でも大変さで比べたら、息子を出産してからの一年の方が上かな?(笑)

詳しいことはもう少し先、新しい生活が始まってから書こうと思っていますが、ここに行きつくまでに感じたことを記したいと思います。

 

自分の未来が見えなくなりそうだった時、考えを改め、じゃあ自分はこの人生で、何を成し遂げたいのか?人生をかけてやってみたいことや、自分が一番やりたいことは何なのか、自分自身と真剣に向き合い、考えてみました。

そこで二つの答えが見えてきて、一番大きな目標と、それを実現するために学ばなければならないことや、今の私を取り巻く環境を考慮して、その中でできる自分のやりたいことや経験しておきたいことを見つけることができて、早速それに向かって行動し始めていました。

それより少し前に、復職や仕事関係とは全く異なる次元で、ものすごく嫌な出来事が立て続けに起こったのですが、それに対しては干渉せず、なかったこととして忘れようと自分で自分に言い聞かせていたら、その数日後に、この半年、いや、もっと前から待ち続けていた、ものすごく嬉しい連絡をいただくことができました。

それらの出来事は一見関係なさそうに見えるけど、実は神様が私に与えていた試練のようなものだったのでは?なんて思います。

過去を振り返ってばかりでなく、真っ直ぐ前を見て、未来へと進む決意があるのか、試されていたような気がするのです。

 

辛く悲しい気持ちで過ごしている時は、なぜか更なる不幸が舞い込むもので、明るく楽しい気分で前向きに過ごしていると、嬉しくなるような知らせが届いたり、大好きな友人から連絡が入ったりします。

今日も久々に、上海時代にお世話になり、今も上海に住んでいる友人から何気ないメールがきたのですが、そのやりとりをしているうちに嬉しい言葉をいただき、一段と元気を与えてもらえました。

それから、最近ご縁があってお会いした方へ、今の自分の気持ちを正直に書いてメールをお送りしたら、先ほど返信をいただき、その内容に感動し、思わず涙してしまいました。

想いを込めて書いた文章は、必ず相手の心へと届くのですね。

 

これから先、大変なことや辛いと感じることももちろんあると思うけど、いつも心は前向きに、この瞬間から先の未来は、自分で自由に思い描いていけるよう心がけていきたいです。

私には私を分かってくれる人達がいて、やりたいと思えることができる。

これだけで十分幸せだし、今ある幸せを大切にしていきたい。

こんな気持ちになれるのは、自分がこれまでに出会ってきた全ての人のおかげ。

 

 

@ LA Route 66

End of the Trail

途中になっているLA旅行の記事ですが、その中から一枚画像を抜き出して・・・

旅行の話ではなく、私のこのブログについてです。

 

ここ最近、いろんなことが重なり、人生の岐路に立たされていると実感する日々。

実生活ではいろいろと転機を迎えていて、新たな一歩を踏み出そうとしています。

そんな今だからこそ、このブログのあり方も見直してみることにしました。

不特定多数の人に読んでもらうことよりも、七年前、始めた頃のように、自分のためのブログとして原点回帰します。

日本へ帰ってきてからそうであったように、気分がのらない日は書かないし、自分の記録として残したいだけなので、お店情報なども自分が思い出せる程度しか載せないつもりです。

「上海に関する記事を書ききったら」と、自分の中で一つのゴールを決めていましたが、それを達成するよりも早く、今すぐ方向転換したくなりました。

(まだ書いていない記事については、自分のペースでゆっくり更新していきます。)

やりたいことや叶えたい大きな夢が見えてきたので、そのための準備や勉強に、時間や執筆欲(笑)を使っていくことにします。

現実や、自分の人生に残された時間を冷静になって見つめてみると、夢を成し遂げるためには、自分が心からやりたいと思えることだけに集中すべきだと感じるようになりました。

本当はもっと前から分かっていたけれど、「駐在員の妻」という、ある意味自由で、ある意味不自由な立場だったから、自分で自分に、気づいていないこととして言い聞かせていたような気がします。

日本に戻って二ヶ月、心機一転、第二の人生の幕開けのような気分です☆

 

こんな私のこれからに興味のある方だけ、今後も覗いていただければ幸いです。

キーワード検索で辿り着いた皆様には、私が過去に書いてきた記事が、どうかお役にたてますように!