以前お知らせした6月30日のコンサートはこちらです。
何曲かお手伝いさせていただく程度なので、チラシには私の名前は載っていません。
浦東のKaiXinGuoさんだと思っていたら、中山公園の方でした。
事前予約が必要ですが、既に満席に近いそう。
気がついたらもう四日前!
明日の午後は、このコンサートの合わせのため、二日連続で古北方面へ。
午前中は幼稚園へ行かなきゃだし、大忙しの一日となりそうです。
一時帰国二日目の今日は、瀬戸市内の高校へフルートを教えに行ってきました。
浜松に住んでいた頃も、浜松市内の中学校や三河地域の高校へ行っていましたが、息子を妊娠した頃から控えていたので、三年半ぶりぐらいのレッスン。
FBで中学・高校時代の後輩とつながることができて、前回の一時帰国の際、高校の定期演奏会で再会。
その時に頼まれたけれど、上海からフルートを持ってきていなかったからできなくて、今回は持ち帰ってきました。
もちろんボランティアだけど、若い子に会うとエネルギーをもらうことができるし、人に教えると自分の中でも整理がついてためになるし、なによりも中学・高校の吹奏楽部は私の原点で、昔の自分を思い出して自分自身を奮い立たせることができるから、自分の時間を割いてでも行く価値があります。
「コンサート」という形で、自分の演奏を聴いてもらうことはもちろん好きだけど、最近は人に教えることにも改めて魅力を感じるようになりました。
私が吹奏楽部の学生さんに教える時は、フルートの基礎的な内容はもちろん、吹奏楽という編成の中での吹き方を重点的に教えるようにしています。
でも教えるのって、ある意味自分が演奏するよりも難しいし、フルートの技術だけでなく、楽器演奏を通して、音楽をすることの本質とか、若い子達だからこそ伝えたいことが山ほどあったりします。
「はじめまして」から始まるレッスンだけど、その瞬間から自分の大事な教え子になるから不思議。
短い時間だったけれど、今日もたくさんの刺激をもらってきました。
また次に聴かせてもらえる日を楽しみにしています☆
教室の中に向かって吹くのではなく、こんな景色に向かって響かせることが大切ですね♪
今日は特に予定もないし雨なので、息子がお昼に帰ってきてから、ずっとおうちで過ごしていました。
息子の好きな歌をピアノで弾いて遊んだり、絵本を読んだり、来月の帰国に備えて予防接種や美容院を予約したり。
明日は幼稚園の誕生日会で、私も参加できる・・・どころか、五分ほどの出し物をしなければならないということで、フルートを吹くことにしました。
とりあえずHappy Birthday to youと、息子世代がみんな知ってそうなあの曲かな?
遠足の日のお弁当タイムのBGMでも流れていたから、幼稚園的にもOKなはず(笑)
それぞれの曲を一回ずつサラッと吹いてみた後、久々にいろんな曲を吹いていたら楽しくて、そういえば私にとってのストレス解消は、フルートを吹くこともそのうちの一つだと思い出しました。
中でもこの曲↑(この写真は今の私の手元)が気に入って、そろそろコンサートを企画しようかなーと考えていたら、ついさっき、ある人からコンサートのお誘いメールが!
すごーい、すごすぎる!!
この絶妙なタイミングは何!?
まだ詳細は書けませんが、なんだかとってもいいコンサートになりそうな予感☆
— Marie@iPhone4
一昨日、息子の三歳記念に撮った写真の、アルバムとデータが今日届きました。(はやっ!)
そのうちの一枚がこちら。
私はフルートを、ダンナはサックスを持ち込みました!
撮影したのは、萬紅変身写真館。
店名の通り、「変身」なので、実物の私とは大きく異なります(笑)
(メイクしまくりなのです。。)
もう一着別の衣装でも撮りましたが、そちらも含め、家族写真はFBにアップします♪
(もう既にダンナが撮った写真をアップしてるけど。。)
— Marie@iPhone4
今朝、息子が幼稚園の入口の前で、初めて泣いてしまいました。
入園式から数えて六日目、一体息子の中で何が??
そのこと自体はそんなに深く考えていないのですが、一人で家に戻ってから家事をしながら、自分の幼い頃のことを振り返ってみました。
私自身が幼稚園へ通っていた頃、幼稚園が好きだったか?と聞かれると、好きでも嫌いでもないという記憶。
小学校は、どちらかというと好きではなかったような気がする。
中学校は、フルートに出会い、部活にのめりこんでいたからか、けっこう好きだった。
吹奏楽部の特待生として入学した高校も、勉強はほとんどした記憶がないけれど、実家から少し離れた名古屋市内の私立に電車で通っていたのもあって、学校帰りに寄り道をして遊んだりと、楽しい記憶しかないぐらい。
念願の音大へ入学した大学時代は、学校そのものが楽しいというより、バイトをしたりコンパへ行ったり(笑)、ぶっちゃけ学校以外が充実していて楽しい毎日だった。
就職して社会人となってからは、もちろん初めの頃は慣れるのに精一杯で大変だったけれど、仕事や吹奏楽団の活動が軌道にのり出すと、充実した毎日だった。
こんなふうに振り返ると、部活や好きなこと(仕事含む)をしている時間は楽しい記憶として残っているけれど、勉強など、人と比べられて評価されることは、私にとってはいい思い出がない。
というのは、そもそも勉強自体が嫌いだった(音楽は除く)し、音楽や国語などの得意教科以外は、心底勉強する理由が分からなくて、努力する価値を見いだせなかった。
思えば、小学校から大学まで、自分の全てが評価の対象だったし、好きなことを仕事としていた私はそれほど感じていなかったけれど、会社での仕事ぶりもやはり、評価されるもの。
それが、ダンナの駐在帯同という形で上海に来て、一旦退職したことにより、私は幼稚園以来初めて、人から評価される対象ではなくなった。
それどころか、海外だからか、それともはたまた中国というお国柄か、「人からどう見られるか」ということを、いい意味で気にしなくなった。(もちろん、気にすべきところもあるけれど。)
上海に住んでもうすぐ二年となる今、いつの間にか、「私は私」と堂々と言えるようになっていて、学生時代のような、「所詮私なんてこのぐらいレベル」とか、社会人時代のような、「私は会社に雇われている身だからこれはできない」みたいな、自分が勝手に作り出していた縛りがなくなり、いろんな意味で自由になれたと感じる。
自己肯定感が強くなったと思うし、それって人として生きていく上で、ものすごく大切なことだと思う。
だから息子には、人から評価されることを気にしないでのびのびと成長していってほしい。
いつの日か本帰国して、会社に復職する日がくるけれど、その時の私は、中途採用という扱いになるそうなので、「同期」という枠での評価も気にしなくていいかと思うと、これまで以上に自由に仕事ができそう。
私は吹奏楽団の枠で入社していて、同じ条件で入社している同期は私以外に二人しかいないから、もともと同期に対してそういう感覚は持っていなかったけれど、逆に、総合職で入社している方と同じ仕事を任された時、嬉しい反面、「私がやらせてもらっていいの?」みたいな申し訳なさを感じていた。
一度退職して、上海での海外生活を経て復職する頃には、自己肯定感はきっと、今よりも強くなっていると思うから、以前勤めていた頃に抱いていたネガティブさはなくなっているだろう。
上海に住むようになって、視野も広くなったと思うし、人生をどう生きていったらいいのか見えてきたというか、ものすごくポジティブになれた気がする。
普段はなかなか言えないけれど、そんなチャンスをくれたこの人に、感謝の気持ちを込めて☆
ありがとう。
新しくオープンした開心果さん浦東店でのライブに出演させていただきました。
お店はこの建物の真ん中の一階。
店内には、こんなに立派なキッズスペースもありました。
早速レゴで遊ぶ息子。
Takaさん、新店舗のご開店、おめでとうございます☆
ピアニストのAさんと私のユニット名は、「絵彩音(Hui Cai Yin)」。
私の「まり絵」の「絵」と、Aさんの名前の「彩」と、そして音。
日本語読みだと「えあやね」だけど、発音はあえて中国語で。
<演奏したプログラム>
「四季」より春 ビバルディ
桜色舞うころ
A列車で行こう
いつか王子様が
復興支援ソング「花は咲く」
「A列車で行こう」では、急遽、HISさんの前田さんと共演!
サックスの素敵なソロで華を添えていただきました♪
ジャズは得意分野ではない私ですが、とっても楽しくて、また一緒にセッションしたいですー!!
私達の次は、avex所属の宮脇詩音さん。
かわいくてセクシーな歌声とパフォーマンスに、聴き入って&見入ってしまいました。
さすがプロ!さすがavex!
またどこかで歌声を是非聴かせていただきたいです♪
その次はHISさん。
久々に生でロックバンドを聴いて、なんとも言えないすがすがしい気分に(笑)
「人妻を癒す」というバンド名も納得!
このあたりで息子の限界が近づいていたので、残念ながら私は帰宅。
河島アナムさんは、リハ中に聴かせていただきましたが、とにかく圧倒でした!
先日の記事にも書きましたが、ここ上海で演奏する場所があり、音楽を通じての出会いがあり、音楽の楽しさをわかち合えるのは、この上なく幸せなことだと改めて実感しました。
このご縁を大切にしていきたいと思います。
そして早速、この日のご縁がきっかけで、今月28日の夜にもライブをする機会をいただきました!
まだ決定ではないので詳細は載せませんが、翌日からの九州旅行の前にはじけたいと思います♪
あの本番を終えた時から、この曲を聴く度に思っていた。
いつかまた吹きたい。
その時は必ず、自分の音楽として奏でたい。
この曲との出会いは、2009年のJapan Band Clinic。
確か、新譜リーディングのうちの一曲で、その時所属していた会社の吹奏楽団では、ソロパートを、フルートとオーボエとトランペットに分けて演奏したのですが、ファイナルコンサートでは、シカゴ響のクリス・マーティンがコルネットでソロを吹いて、それを聴いてものすごく感動したのを覚えています。
その後、プロムナードコンサートでまたこの曲をやることになって、その時は私がクリス・マーティンのように、最初から最後まで一人でソロパートを吹く機会をいただいたけれど、その頃の私は、自分が選んで進んだ道で、首席という立場で吹かせていただいていたにもかかわらず、いつの間にか「音楽していない」状態で演奏している日々でした。
もちろん、毎週のようにやってくる本番では最善を尽くしていたけれど、今振り返ると、あの頃の私は、完全に義務として吹いていたと思う。
それに気がついたのは、上海で演奏活動をするようになってから。
夫の海外赴任帯同のため、会社を一旦退職して、帰国したらまた復職させていただけるという制度を使って退職した日から、なんだかとっても自由になれた気がして、大学を卒業してからずっと抱いていた、「もしも就職しないで演奏活動をしていたら、今頃どんな生活を送っていただろう」という思いを、自らの手で確認することができる機会が訪れたからだと思う。
もちろん、夫の帯同で来ているから、お金を稼ぐことはできなくて、そういう意味では、純粋に音楽をすることだけを考えればいい環境。
まるで神様が、「一度やってみて確認したらいいんじゃない?」と背中を押してくださっているかのよう。
私が上海で演奏活動しているのは、そんな背景もあって、ある意味、自己認識しようとしているのだと思う。
そんな今日この頃、高校時代の吹奏楽部の恩師とFBで再会して、その先生がホームページを作られていることを知りました。
そこには、高校時代に配られていた部活動通信が掲載されていて、自分が現役の頃の記事を読み返してみたら、あの頃は頭で考えても分からなかったメッセージが、今は理解できている自分に気がつきました。
先生から「音楽をする」ことについて教わったのはもちろん、それを通して、「生き方」そのものを教わっていたのだと気づき、私の第一次社会人時代を振り返ると、楽器を吹く上で、「音楽をしていた」と思える時期は、それほど多くはなかったのだということにも気づいてしまいました。
多分、日本の吹奏楽界では最高と言える環境だと思うし、演奏レベルもけっして低くはない。
だけどそこで、本物の音楽を知っていて、それを目指して演奏している奏者が、一体どのくらいいただろうか。
吹奏楽団の活動もメンバーも大好きだったし、所属していた頃は一番の居場所だったし、私にとって必要な経験だったけれど、ここ上海で自分の音楽を自由に奏でられる今の方が、先生に胸を張って「音楽しています」と言える。
先生が、私の高校時代の音楽の先生・吹奏楽部の先生で、本当によかった。
今、心から感謝しています。
今までずっと、「教える」ということにそれほど関心がなかったけれど、楽器の吹き方や演奏すること、そして音楽を通じて、人が人として生きていくために一番大切なことを伝えられるのなら、それほど生き甲斐を感じられる仕事はないのかもって思います。
このあたりは、子供をもってから変わってきた気もします。
息子を産んだ日、私が初めて母になったあの瞬間から、子育てをしながら楽器を続けるのは難しいかも、でも諦めたくないと思った私。
私は母でありながらも一人の人間だし、フルート吹き。
どれか一つの自分になるなんて考えもしなかったし、自分がどんな環境に置かれたとしても、その時の自分にできることを精一杯やれば、きっと何か新しい発見があって、少しずつだけど、新たな扉が開いていく。
そう信じて前へ進んでいきたいと思います。
ダンナの駐在が終わって本帰国したら、私はまた復職するつもりです。
吹奏楽団はもちろん、仕事や会社そのものが好きだから。
「演奏すること」だけを職とするのではなく、音楽や楽器に携わる会社を選んで、本当によかったなぁと思っています。
その日がくるまで、ここ上海で、自分の音楽を奏でていきたい。
そんな思いを込めて、この曲をもう一度演奏したいと思います。
まずはそれに向けて、できることから進めていく。
そんな小さな積み重ねこそが大切だということを、高校の恩師は教えてくださいました。
Kurasia@チャイナさんの「教えて先輩!中国駐在ファミリーの暮らしを拝見!」に掲載されました。
昨日の記事に書いた、「ある原稿」とはこのことでした(笑)
Kurasia@チャイナさんは以前、コンサートの際にも取材してくださいました。
今はまた、次のコンサートに向けて準備を始めようとしているところです。
同じ時期に上海で生活している皆様と、音楽を通じて心を通わせられる時間を過ごすことができれば幸いです♪
@中国人のバレエスタジオ
2012年最後の日。
我が家は軽井沢にて、私の両親・ダンナのお母さんと一緒に、楽しいひとときを過ごしています。
上海生活二年目を迎えた今年、一年目よりも更に多くの出会いに恵まれ、これまでの人生で一番と言ってもいいぐらい、人とのつながりに支えられ、感謝する一年となりました。
この気持ちを忘れずに、来年はもっと人間的に成長できるよう努力していきたいと思います。
お世話になりました皆様、今年も一年、ありがとうございました。
2013年も、上海が私の居場所。
大好きな人達と一緒に、一日一日を丁寧に生きていきたいと思います。
— Marie@iPhone4