南外灘の布市場でオーダーメイドしたドレスたち☆

今日は中国語のレッスンをお休みして、息子が幼稚園へ行っている間にフルートの練習を。

のつもりでしたが、掃除をしているうちにふと思い立ち、今週末のコンサートで着るドレスを着てみました。

今回のドレスは、以前布市場で作り、まだ本番で着たことのないドレス。

その次のコンサートを12月14日に予定しているのですが、その際、バイオリニストのAさんとドレスをオーダーメイドしようと話していて、どんなのにしようかなぁと妄想していたら、これまで作ったドレスを見直してみたくなり、ついでに撮影してみました。(練習すればいいのに。。)

 

まずはこちら、声楽家のTさんと色違いでオーダーしたオレンジのシフォンドレス。

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どのドレスもロングだから、ハンガーに掛けて全体を写すことができる場所がここしかなかったので、背景がちょっとイマイチですが。。

 

こちらも同じく、声楽家のTさんと色違い。

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一応素材はシルク、シルエットはマーメイドで、後ろの裾が流れるデザイン。

(クローゼットにしまっておいたら、下の方がくしゃくしゃになってた。。)

 

そして、今回のコンサートで着るドレス。

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色は水色、デザインは当日のお楽しみです☆

 

布市でオーダーしたドレスは以上で、ここから下は市販のもの。

 

日本のバナナリパブリックで見つけたシルクのドレス。

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腰に巻くリボンが付いています。

これは確か、前回のKaiXInGuoさん本店でのコンサートで着たかな。

 

写真では分かりにくいけど、シルクの光沢が美しい紫色のドレスです。

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上海のH&Mで買ったドレス。

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これまた色がちゃんと撮れていないけれど、薄いピンク。

バナナリパブリックやH&Mでドレスって意外かもしれませんが、よく見ていると売られていて、しかもセール時期まで残っていることが多く、安く購入することができます。

(さすがに中国でも、こういうドレスを買う人ってそんなにはいないでしょうしね。)

 

次に作るドレスは、クリスマスだし、私は持っていないグリーン系がいいかな~

日本でドレスを買うと、とんでもない金額になってしまうけれど、中国では格安で、しかもオーダーメイドできるから、音楽家にとっては夢のような話。

綺麗なドレスを着るのは、女の子(と言える年齢ではないけれど)にとっては永遠の憧れ。

ドレスをオーダーメイドするのは、フルーティストとしての喜びの一つでもあります☆

ドレスに見合うような演奏ができるよう、練習もがんばります(笑)

来週土曜午後はKaiXinGuo東南華庭店で、スイーツ&コンサート♪いかがでしょう?

来週の土曜日の午後、KaiXinGuo東南華庭店さんでのコンサートに出演させていただきます。

お子様連れでもOKです。

詳細は画像をクリック!

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私は、「Walts for Debby」と「GABLIEL’S OBOE」を演奏させていただく予定です。

お時間ございます方は、是非お越しくださいませ♪

ご予約はチラシに記載の電話番号か、私にご連絡いただいてもかまいません。

最近つくづく思うこと。

自分の過去を振り返ると、これまでに経験してきたことは、全てが今の自分にとって必要なことで、無駄だったと思えることは一つもないような気がする。

以下に、私の場合の例を長々と書き出してみました。

 

幼い頃からピアノを習っていた。→音楽が好きになり、中学で吹奏楽部に入るきっかけとなった。

中学の吹奏楽部でフルートに出会う。→好きすぎて、とにかくうまくなりたい一心で練習した結果、特待生として高校へ進学。

吹奏楽部が強い高校へ入学。→吹奏楽以外の音楽の世界を知りたくなって、音大を目指す。部活と音大受験のレッスンに明け暮れたものの、推薦で大学合格。

現代文が得意だった。→文章を書くことが好きで、後に、PR業務でのコピーを書く際に発揮できたり、ブログを始めるきっかけにもなった。

音大へ入学。→ソロはもちろん、オケや室内楽、和声や音楽理論を学び、教員免許まで取得したものの、やっぱり吹奏楽が好きだと気づき、音楽に関わる仕事をしながら吹奏楽でフルートを吹くことができる場所を探し、楽器メーカーに就職。

会社の吹奏楽団でフルートを吹く。→入団一年目の終わりから首席を任され、吹奏楽曲でのソロだけでなく、数人でのアンサンブル曲やコンチェルトでの演奏機会をいただく一方、もしも就職しないで、単独のフルーティストとして活動していたら、どんな人生を歩んでいたのだろう?と、いつも心の奥底で考えていた。

業務で庶務を担当する。→得意でなかったPCに触れることになり、事務系業務の基礎を学んだ。

業務でフルートの調整を教わる。→フルートの構造を学び、自分でちょっとした修理ぐらいならできるように。

広報・企画の部署へ異動となる。→販促物制作を担当し、Photoshopやillustratorの使い方を学んだり、撮影スタジオでの商品写真撮影に立ち合ったり、プロモーションビデオやウェブサイトの企画を経験。ウェブに関する知識を増やしたくて、この頃にこのブログを始めた。さらに、上司がアメリカ人だったり、現地法人のスタッフや外国人のアーティストと関わることもあり、英語を習い始めた。もともと海外旅行は好きだったが、この頃から海外にとても興味がわくようになった。

吹奏楽団で出会った夫と結婚。→音楽のことや仕事のことも含め、私のことを全て理解して協力・応援してくれるパートナーとの生活が始まる。

業務で商品の企画を担当する。→苦手な数字関連に四苦八苦するものの、メーカーでの軸となる業務を経験できてとても勉強になった。演奏とは異なる大舞台でプレゼンする機会が増えて、自信にもつながった。

自宅を購入。→吹奏楽団を退団しても、気兼ねなくフルートを吹ける環境を手に入れた。

息子を妊娠。→吹奏楽団を休団、産休育休を取得させていただき、八年ぶりに落ち着いた生活を送る。

息子を出産。→ママになり、全く新しい世界を知った。友達の輪が広がった。

夫が上海駐在になる。→一歳になる息子と一緒に帯同して、人生初の海外生活を送ることになった。一年後、育休満了で一旦退職(本帰国後に復職予定)し、「就職しないで単独のフルーティストとして活動していたら?」と、ずっと頭の中で考えていた立場で演奏活動できるチャンスが到来。上海で演奏活動を始めた。

音楽を通じて、チャリティーや社会貢献に興味がわく。→この先、何かにつながるのかな?

中国語を勉強する。→同じく、この先、何かにつながるのかな?

ますます海外が好きになる。→同じく、この先、何かにつながるのかな?

ブログを通じての出会いに恵まれる。→ますますブログに燃える(笑)

 

その時々は、辛い時期や大変な時もあったけれど、後から振り返ると、一つ一つのことが今の自分の何かにつながっているように思う。

そう考えると、たとえ今置かれている状況が苦しかったとしても、それを乗り越えれば新しい何かにつながる気がするから、長い目で自分の人生を見られるし、未来の自分がもっともっと楽しみになる。

ここ上海を離れる時の私は、どのくらい成長しているのかな。

その先に広がる未来を信じて、日々の小さな物事をプラスに捉え、毎日を楽しくポジティブに生きていきたい。

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バイオリニストさんとの出会い♪

今日は久々に、ハーブさんとお会いしました。

出会ったのは、ちょうど一年前。

以前一緒にコンサートをしていた声楽家Tさんつながりで出会ったのですが、初めてお会いした時から、なんだか近くにいるだけで癒される存在で、その行動力や穏やかな人柄に惹かれ、いつかまた何かを一緒にやりたいと感じたことを覚えています。

そんなハーブさんからお話をいただき、今日はその企画の初打ち合わせ。

そして、バイオリニストのAさんと出会うことができました♪

素敵な方のお知り合いは、やっぱり素敵な方で、ここ上海で出会い、一緒に音楽を奏でられることが嬉しくて、その日が今からとっても楽しみ☆

詳細が決まり次第、このブログでも告知させていただきたいと思います。

 

クリスマス前になりそうなので、この楽譜の出番です(笑)

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フルート

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たくさんの出会いに恵まれ、毎日充実している私の上海生活。
楽しい日々を過ごしているけれど、一日一日は本当にあっという間。
自分がラクな方へと流されていると、今まで長い年月を費やして培ってきたものを無くしていってしまう気がするから、多少大変な想いをしてでも、時には真剣に自分と向き合う時間が必要。

やっぱり私は、フルートが好き。
この楽器に出会った時の、自分の直感をずっと信じて共に生きてきた。
これから先の人生でも、間違いなく、私にとってはなくてはならないもの。
フルートを通じて、今しかできないことがまだまだあるはず。
もっともっとがんばろう!

music CHINA @ 上海浦東国際博覧中心

年に一度開催される楽器の展示会、ミュージックチャイナ。

今年も行ってきました。

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まずは、日本館の中を見学。

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ムラマツフルートさん。

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上海駐在のリペアマンと知り合いで、少しだけご挨拶。

 

なんと、サカエドラムとして出店されていました。

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私が仕事していた頃、工場へ行ったことがあるから懐かしい。

 

柳沢管楽器さんの新作ポスターが気になりました。

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写真の向きがおかしいけれど、ダンナが買った画期的な「リジェール・リード」。

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チラシの裏には、なじみのあるプレイヤーさんのコメントが。

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ダンナ曰く、皆様のおっしゃる通り、なかなか使えそうとのこと。

 

日本館を出て、パウエルへ。

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ピッコロを試奏。

 

中国の木製ケースメーカーが気になりました。

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いろんな素材のフルートケース、かわいいー☆
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楽器を持ってくればよかった。

 

子供用の楽器を扱っている中国メーカーで、息子用のトライアングルを購入。

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なんと、1つ6元(約95円)でした!

そう、日本の楽器フェア等と違うのは、その場で気に入った楽器を購入できること。

というわけで、私も気に入ったピッコロがあったので、ダンナに買ってもらっちゃいました!

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「金音楽器」という中国メーカーのもの。

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管楽器から弦楽器まで幅広く扱っています。

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この台湾のサックスメーカーで、

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とある日本人サクソフォニストのサイン会をしていて、ダンナがCDを購入。

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ご本人がブースにいらっしゃいました。

 

その後、ヤマハブースへ。

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最後に、私が今日購入したピッコロ。

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ケース・ケースカバー・掃除棒・クロス・グリスも付属で、グラナディラ製(木製)のピッコロが、なんと2100元(約33800円)!

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他の中国メーカーももちろん試奏して、これに決めました。

中学三年の頃はピッコロをメインで吹いていたし、高校時代もマーチングは全員ピッコロ、音大時代もフルートオーケストラでピッコロを担当していたので、ピッコロはけっこう得意な私。

今は吹奏楽やオーケストラで吹いているわけではないから、ピッコロを吹く機会はないけれど、やっぱり1本は持っておきたくて、研究用という意味合いで購入。

そんな私が、三万円ちょっとなら出してもいいと思える(実際にはダンナだけど)ほどの品質でした。

中国には「タオバオ」というECサイトがあって、もちろん楽器も買うことができるのですが、なんと言っても試奏できないのが難点。

それに比べたら、展示会で多くの人に試奏された楽器とはいえ、メーカーも出来のいい楽器を展示しているはずだし、試奏して納得いく楽器をメーカーから直接買えるのだから、楽器を買う側としては最高の条件と言える気がします。

しかも、展示会最終日の片付けが始まっているような時間だったから、ダメ元で値切ってみたら、初めの言い値より100元安くしてくれました!

安く入手できたピッコロ、大切に育てたいと思います♪

10月26日(土) アフタヌーンコンサート@KaiXinGuo東南華庭店

再来週の土曜日、KaiXinGuo東南華庭店さんでのコンサートに出演させていただきます。

詳細は画像をクリック!

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私は、「Walts for Debby」と「GABLIEL’S OBOE」を演奏させていただく予定です。

お時間ございます方は、是非お越しくださいませ♪

どうしたらいいか分からないこと

先日、中国語のレッスンの際、先生と話していて知ったこと。

中国の小学校や中学校では、音楽の授業がないそう。

合唱のように、みんなで歌を歌うことはあるみたいだけど、日本のように、楽譜の読み方や楽典、ピアニカやリコーダーを教わることはないそう。

同じく、美術の授業もなく、学校=ひたすら勉強する所らしい。

もしも音楽を学びたかったら、個人的にピアノを習ったりするしかないそう。

楽器メーカーでPR業務を担当していた私。

もちろん中国とも関わることがあったのに、そんな現実を知らなかった。

その話を聞いた時、先生は、「日本の学校教育が羨ましい」と言っていた。

これもその時に聞いたのだけれど、今の中国(特に上海)では、幼稚園(ローカルの)から英語の勉強をするのが当たり前らしい。

だから当然小学校には英語の授業があると聞いて、私からすれば、自分の子供が将来、日本の小学校に通うことを考えると、英語に関しては中国の教育の方が上をいっているような気がして、ちょっと羨ましく思ってしまう。

上海で生活していると、中国人で英語を話せる人の割合は、日本人で話せる人より高いのではないかと思う。

それはたまたま私が行く先が外国人が来るような所ばかりだからなのかもしれないけれど、少なくとも上海のそういう場所で働いている中国人は、普通に英語ができるような気がする。

 

ちょっと話が反れてしまったけれど、先生からその話を聞いて、私はますます中国人のために・・・と言うか、ある意味ただの自己満足かもしれないけれど、中国の方々に私のフルートを聴いてもらいたいと思ったのでした。

以前、機会に恵まれてそういうコンサートをさせていただいたのですが、「コンサート」という形ではなく、もっと気軽・気楽にそういう場を作れないものかと考えています。

例えば、これはものすごく極端な話だけど、南京東路の歩行者街で、建物の二階のベランダでサックスを吹いているおじいちゃん。

あの人みたいになれないだろうか?と、最近真剣に考えていたりします(笑)

スピーカーを通して爆音で響き渡っているから、歩行者街を行く人達は足を止めて聞いているし、演奏している当の本人もとても気持ち良さそう。

音楽の原点、演奏することの原点って、これなのでは?と思う。

例えば、私がフルートを持って行って、「私もここで吹かせてください!」と言ったら、吹かせてもらえるのだろうか?

意外とあっさり吹かせてもらえそうな気もするけれど、現実的には、さすがにそんな勇気はない。。

当たり前だけど、私の目的はお金儲けではないし、ただ純粋に、「フルートの音を聴いてみたい」と思ってくれる人のために吹きたいだけ。

たったそれだけのシンプルな願いなのに、それを叶えるためにはどうしたらいいのかが分からない。

なんでもかんでもできることからやってみればいいのかもしれないけれど、自分で一歩を踏み出す勇気がなくて、ずっとそうやって頭の中で考えているだけの私。

自分の中で、「絶対これはやる!」って決めたことのためであれば、自分でも驚くほどの行動力を発揮できるのだけど、そこに達するまでは、やっぱりなかなか行動を起こすまでには至らない。

上海に住み始めて丸二年、そろそろ次のステップに進みたいと思う今日この頃です。

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上海に来て二年

久しぶりの更新となってしまいました。
日曜日のコンサートが終わって気がぬけたのか、なんだか体がダルいなぁと思っていたら、月曜の夜に珍しく息子が発熱。
昨日病院で診てもらったところ、伝染病とかではなく、ただの夏風邪。
昨日のうちに熱は下がって、今日はもう元気です。

さて、私と息子、今日で上海に来て丸二年となりました。
感想としては、やっぱりあっという間。
二年前、来海したばかりの頃は、お友達もいなくて、音楽する場ももちろんなかったけれど、今ではたくさんの素敵な仲間に恵まれ、そしてフルートを奏でられる居場所があることに感謝しています。

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日曜日のコンサート@KaiXinGuo

というわけで?、ブログのシステムも新しくしてもらい(もちろんダンナに)、三年目のスタート☆
ヘッダーの画像は何パターンかあって、リロードすると変わります。
写真はもっと追加していこうと思っています。

コンサートの合わせ

昨日は、日曜日に出演させていただくコンサートの、最初で最後の合わせ練習。

午前中は息子が幼稚園だったので、帰宅してお昼ごはんを食べてからタクシーで向かいました。

昨日は一日中雨だったから、さすがに往復ともタクシーにしました。

 

私は四曲ほど演奏させていただくのですが、そのうちの一曲のソロを、手持ちの楽譜から移調。

 

今日の午前中、息子が幼稚園へ行っている間は、今日こそフラのレッスンへ行こうと思っていたけれど、昨夜は息子と一緒に就寝してしまったし、息子がいないうちに移調と練習を終えておかないと落ち着いてできないと思い、フラは今週も諦めて、本業に励みました。

そこで思ったのが、今のところ、中国語とフラダンスを習っているけれど、やっぱり本業(今の私にとってはフルートを吹くこと)を疎かにしてはいけないなぁと。

しかもコンサートの場合、聴きに来てくださるお客様がいらっしゃるわけだし、当たり前だけどベストを尽くさなければならないわけで。

楽しい毎日を過ごせているけれど、自分の信念を貫くべきところはぶれないように、改めて気を引き締めていきたいと思います!

— Marie@iPhone4